インフルエンザの治療薬を脱カプセル・粉砕してみた
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薬の味を的確に説明できることは、薬剤師の服薬指導の幅を広げます。
自ら味見をして感じたことを患者さんに上手に伝えましょう。
数年ぶりに大流行したインフルエンザ。小児に処方されるオセルタミビル(先発:タミフル)ドライシロップの流通も滞り、脱カプセルや、粉砕で対応した薬剤師さんも多いのではないでしょうか?
ネット上でも「オセルタミビルドライシロップの処方が多すぎて在庫が無くなりそう」という発言や、「在庫がなくなったのでオセルタミビルカプセルを脱カプセルで対応している」といった発言を見かけました。
そして、脱カプセルしたオセルタミビルは、苦いらしい…。
これは、味見してみるしかない!
今回、味見を行うのは、沢井製薬のオセルタミビルカプセル75mg「サワイ」の脱カプセルと、2023年12月に発売された東和薬品のオセルタミビル錠75mg「トーワ」の粉砕です。
また、苦味が強いと言われているので、服薬支援製品(おくすりパクッとねるねる)を使用しての味見も行いたいと思います。
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それでは味見を行っていきましょう!
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