副鼻腔炎の抗菌薬、出す?出さない?「3徴候」で見極める判断術
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副鼻腔炎の治療において、抗菌薬が必要な症例は限定的です。しかし、その見極めは容易ではありません。
今回は、抗菌薬治療の対象となる「細菌性副鼻腔炎」を、症状の経過からどのように判断するかについてポイントを解説します。
本日の患者背景:微熱と右頬の鈍痛を訴える30代男性
既往歴のない30歳男性。来院3日前から37.2℃の微熱と鼻汁、鼻閉感あり。その後も症状が続き、鼻汁が黄色に変化し、右頬に鈍痛を感じたため来院された。
受診時も37.2℃の微熱、鼻閉感、右上顎部の鈍痛を訴えるが、上顎部の圧痛や腫脹は認めない。
意識障害もなく、全身状態は良好である。
クイズ:微熱と右頬の鈍痛がある患者にどう対処するのが正しい?
本日の患者さんに処方する抗菌薬として適切なものを、①~③から選んでください。
- アモキシシリン内服
- セフトリアキソン点滴
- 抗菌薬は使用せず対症療法を行う
山口医師が処方意図を解説! なぜ、このように対処した?