『まとめ抗菌薬』の山口浩樹医師が解説!わかりやすい!抗菌薬の処方意図

更新日: 2026年3月12日 山口浩樹

溶連菌に「アモキシシリン」を●日間投与するのはなぜ?根拠と服薬指導のコツ

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日常診療において頻繁に遭遇する「A群β溶血性レンサ球菌(GAS:Group A Streptococcus。以下「A群溶連菌」)による咽頭扁桃炎ですが、その治療は単なる症状緩和にとどまりません。本稿では、抗菌薬投与の目的、適正使用の基準、および治療期間の重要性について解説します。

本日の患者背景:「A群溶連菌」検査が陽性の14歳男児

14歳男児。来院前日から38度台の発熱と、唾をのみこむのも辛いほどの強い咽頭痛があり外来を受診した。

薬物アレルギーはない。咳嗽や鼻汁はない。左扁桃が腫大し白苔が付着している。左頚部リンパ節が腫大し圧痛がある。

修正Centorスコアは5点であり「A群溶連菌」の迅速検査をおこなったところ、陽性であった。

クイズ:14歳「A群溶連菌」陽性の患者への抗菌薬処方はどれが正しい?

14歳「A群溶連菌」陽性の患者への抗菌薬処方はどれが正しい?

  • アモキシシリン 5日間
  • アモキシシリン 10日間
  • 抗菌薬を使用しない

山口医師が処方意図を解説! 「アモキシシリン」を●日処方したのはなぜ?

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山口浩樹
やまくちひろき

医師16年目。日本感染症学会専門医・指導医。鹿児島生協病院勤務。 フォロワー数2.1万人のXアカウント「新米ID」(@black_kghp)で感染症診療や研修医教育に関するまとめ情報を発信。著者『まとめ抗菌薬 表とリストで一覧・比較できる、特徴と使い方』(羊土社)がある。

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