溶連菌に「アモキシシリン」を●日間投与するのはなぜ?根拠と服薬指導のコツ
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日常診療において頻繁に遭遇する「A群β溶血性レンサ球菌(GAS:Group A Streptococcus。以下「A群溶連菌」)による咽頭扁桃炎ですが、その治療は単なる症状緩和にとどまりません。本稿では、抗菌薬投与の目的、適正使用の基準、および治療期間の重要性について解説します。
本日の患者背景:「A群溶連菌」検査が陽性の14歳男児
14歳男児。来院前日から38度台の発熱と、唾をのみこむのも辛いほどの強い咽頭痛があり外来を受診した。
薬物アレルギーはない。咳嗽や鼻汁はない。左扁桃が腫大し白苔が付着している。左頚部リンパ節が腫大し圧痛がある。
修正Centorスコアは5点であり「A群溶連菌」の迅速検査をおこなったところ、陽性であった。
クイズ:14歳「A群溶連菌」陽性の患者への抗菌薬処方はどれが正しい?
14歳「A群溶連菌」陽性の患者への抗菌薬処方はどれが正しい?
- アモキシシリン 5日間
- アモキシシリン 10日間
- 抗菌薬を使用しない
山口医師が処方意図を解説! 「アモキシシリン」を●日処方したのはなぜ?