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更新日: 2017年7月10日 薬剤師コラム編集部

第1回 夏に向けて知っておきたい美白成分の基礎

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初めまして。薬剤師の花田真理と申します。この度「薬剤師の為の美容基礎知識講座」を連載させていただくことになりました。この連載では美容分野を得意とする薬剤師として、気軽に学べて少しでも皆様のお役に立つ美容の基礎情報を発信できればと思っております。

はじめに


薬剤師の勤務先の1つであるドラッグストアでは健康食品(サプリメント)や化粧品など「医薬品以外の商品」も扱っています。もちろん薬剤師は医薬品の専門家ですが、患者さんが困っているときにちょっとでも相談にのれるような薬剤師がいるお店は素敵ですよね。

今回は夏に向けて知っておきたい美白成分の基礎をご紹介します。

ドラッグストアに並ぶケア製品の「美白」とは?

さて、紫外線が気になる季節になりました。ドラッグストアでは日焼け止めや美白ケア製品が沢山並んでいますね。美白ケア製品には美白成分が配合された製品がありますが、この「美白成分」とはどのようなものかご存じでしょうか?ドラッグストアや調剤薬局で販売される一般的な美白ケア製品は「医薬部外品」「化粧品」の二種類に分類されています。その中で「美白」とキャッチフレーズで使用しているもののほとんどが「医薬部外品」に分類されます。

これは美白という文言を広告やキャッチフレーズとして使用するためには、医薬品医療機器等法(旧薬事法)に沿う必要があるためです。しかしこの医薬部外品による「美白」という文言も「黒い肌が白くなる」「出来てしまったしみ・そばかすをなくす」という意味での使用は禁止されており、必ず「メラニンの生成を抑えて、しみ・そばかすを防ぐ」等と注意書きがあります。つまり、医薬部外品の美白は「メラニンの生成を抑えて、しみ・そばかすを防ぐ」という意味です。
また、化粧品の分類でも「メ-クアップ効果により肌を白く見せる」という意味での美白は使用して問題ありません。

美白成分の3つのタイプ

一般的に美白ケア製品に配合される美白成分は、下記のように3つのタイプがあります。

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