10万円給付金「申請しましたか？」

調剤室で生まれた「ベン」「ゼン」「カン」の三兄弟。薬剤師がイキイキと働けるようにお手伝いをしたい！と奮闘するベンゼン三兄弟が、薬剤師に聞いた実態調査をレポートします。

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新型コロナウイルス感染症蔓延に伴う緊急経済対策として、政府は「国民1人あたり一律10万円の給付」を発表しました。この対策についは、7割の薬剤師が「賛成」「どちらかと言えば賛成」と回答。さらに9割以上の薬剤師が「申請する」と回答しました。

また、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、薬剤師の収入には変化があったのでしょうか。「収入が減った」という薬剤師は28%、「変化なし」が70％でした。一方、「支出は増えたか？」という質問に対しては「変化なし」と「増えた」がともに約4割に分かれました。

また、政府による経済対策へのご意見も合わせてご紹介します。

Q新型コロナウイルス感染症の蔓延以降、皆さまの収入に変化はありましたか？

ベン:
70%の薬剤師は収入にとくに変化はなかったんだ。生活に困るほどではないけど収入が減ってしまった薬剤師も25%ほどいたんだね。

カン:
支出が増えた背景は、やっぱり自粛によるストレスかしら。自粛中だからネットでのお買い物をした人が多いみたい。

ゼン:
ほとんどの薬剤師は給付金申請するみたい！みんな何に使うんだろう？次は、今回の感染症対策への薬剤師の意見を紹介するよ。

全ての判断において後手後手すぎる。実際に日本で流行り始めるまでに時間の猶予があったはずなのに、ほぼ無策で自治体任せの対応になっていること。医療が逼迫するとあれだけ他の国で警告が出ていたのに、準備期間何をやっていたんだ？という思いがあります。
前回のバラマキの際に所得制限を設けたことで、支給額と同規模まで経費が嵩んだとの話もあった。生活困窮者の救済と考えると、まずは一律支給するというのはあながち間違ってはいないと思う。経済規模の縮小による自殺者の増加は、感染拡大による罹患者増加と同様に重要な問題ではないだろうか。
本当に収入が激減されている方々（旅行、宿泊、それに関連する交通機関、飲食店など）に手厚く支給してほしかった。しかし、その職種を短期間で決定することができないのでしょうね。まず、迅速な対応が可能な方法として、一律支給なのでしょう。

アウトソーシングで、海外に工場移すからこんなことになっているんですよ。どっかの大統領みたいに、ジャパンファーストで、大事なものは国産にして、診療報酬・調剤報酬をあげて医療機関に体力つけさせて。ばらまきが大事な時もあるが、今回はまずは医療機関にお金を使わないと。医療資材を買い上げて配って。
お金も必要だが医療物資および最前線医療従事者に手当をお願いしたい

人命がかかっている中で金の話ばかりする愚かしさ。諸外国に比べ、感染拡大が遅延した日本国内で今さら感染が拡大しているのは、国民の危機感の無さと金の話ばかりしている政治家・マスコミが原因では？ウイルスが勝手に広まるのではなく、ヒトがウイルスを広めている。これは人災である。
コロナ陽性の看護師に対して働けなどという病院は病院ではない。
医療の現場を経験したこともない経営者のいる医療施設では、外来患者減少などの収益減少から、必死に働く医療従事者の給料をカットしかねない(ボーナスなど)。流行している地域では、現場が必死に治療にあたっている。まだ流行を免れている地域では、病院に通院している患者を守ろうと、必死に予防対策を行い奔走している。経営者はよく現場の状況を汲んでほしい。また政治家も居眠りせずちゃんと考えてほしい。

まとめ

ベン：
一律給付に関しては賛否両論あるみたいだ。

ゼン：
10万円で僕たちのオリジナルグッズ作れるぜ。ベンゼン三兄弟マスクとか、ベンゼン三兄弟お薬手帳とか、ベンゼン三兄弟藥袋とか・・・

カン：
m3.comストアに営業行かなきゃね！