薬剤師が上司に求める条件は？
調剤室で生まれた「ベン」「ゼン」「カン」の三兄弟。薬剤師がイキイキと働けるようにお手伝いをしたい！と奮闘するベンゼン三兄弟が、薬剤師に聞いた実態調査をレポートします。
m3.com薬剤師会員に、「これまで実際に尊敬できる上司の下で働いたことはありますか？」とうかがったところ、59%の薬剤師が「ある」と回答しました。また、理想の上司に求める条件について聞くと「統率力がある」72%が最も高く、続いて「指導力がある」68%、「実力がある」56%、「落ち着いている」54%という結果になりました。
これまで「困った上司のもとで働いたことはありますか？」という質問に対しては、82%の薬剤師が「はい」と回答。「困った上司」の態度として思いつくものをうかがうと、「部下を守らない」「人によって態度を変える」がそれぞれ66%と最も高く、続いて「指示・指導があいまい」55%、「仕事におけるスキルが低い」51%、「部下の意見を聞かない」49%、「統率力がない」46%という結果になりました。
[目次]
非表示
Q:これまで実際に、尊敬できるような上司のもとで働いたことはありますか
ゼン:
半分以上の薬剤師が、「ある」と回答したぜ！
Q:「理想の上司」に求める条件を教えてください
ベン:
これを見ると薬剤師の求める理想の上司像がわかるね。
Q:上司の言動で尊敬できると 思った印象的なエピソードがあれば教えてください
仕事への責任感
- 「自分がこうやりたいと思ったらやりなさい。間違いは正すが、責任は全て自分がとる」とおっしゃってくださった。
- どんなにキャリアがあっても、下の人達と対等にかつ分かりやすく仕事の指導をしてくれ、ユーモアのセンスもあった。一緒に働いていて、温かい気持ちになった。
私たちは資格をもった人間なのだから、相手は専門家として接してくる。そこで相手に聞かれてわからないことは、その場でわからないと伝えて調べる。知ったかぶりは絶対しないこと。入社してその日に言われたことです。
温かい一言
- 自由に働きなさい。あとは私が何とかするから。と言われたこと。
- 退職が決まった時に、１人抜けると業務が回らないことを理解しながらも、次の行き先の心配をしてくれ、有用なアドバイスをいただいた。
- 会社を辞めたくなった時に「まだ早いんちゃう？」と引き留めてくれた。
