患者さんから聞いた「印象的な後悔の声」は？
調剤室で生まれた「ベン」「ゼン」「カン」の三兄弟。薬剤師がイキイキと働けるようにお手伝いをしたい！と奮闘するベンゼン三兄弟が、薬剤師に聞いた実態調査をレポートします。
これまでの経験で、患者さんから「後悔の声」を聞いたことがある内容として、「生活習慣に関する後悔」や人生において「やっておけばよかった」という後悔が57％。薬剤師の皆さんが病気になって改めて人生を見つめなおす、患者さんの転機に立ち会っていることが分かりました。
患者さんから「後悔の声」、聞いたことがありますか？
患者さんの様子や発言から、ご自身の考え方や行動が変化したことはありますか？
具体的な内容を教えてください。
印象に残る患者さんからのエピソード
- 調子が悪いのは気のせいと思い受診せずにいたところ、かなり悪くなってから受診することになり余命が短く後悔していた
患者さんの後悔の声で改めて考えたこと
- 死について身近に感じるようになった
- 自分も長生きできるように頑張っていきたい
- 多くの患者さんと接することで、さまざまな人生を学び毎日少しずつ成長させてもらっている
- 患者さんに寄り添いながら、関わる方法を模索するようになった
- 距離が近いと言われ、パーソナルエリアを考えるようになった
- 患者さんに対する対応や見方
- 患者さんに触れることで安心することや救われることがあると聞き、できるだけそうするように努めている
生活習慣や家族など行動の変化
- 健康管理
- 子どもへの健康教育の大切さを実感した
- 患者さんの家族に対するネガティブな意見を聞き、改めて家族について考えさせられた
- いつも感謝の言葉を伝えている患者さんを見て、色々なことに感謝するようになった
- ウォーキングやストレッチなどの運動を継続している話を聞き、自分も習慣にしている
- 治療方針について、後悔のないよう自分の意思を伝えるようになった
- 身内、とくに祖父母には頻繁に会うようにしている
まとめ
ベン：
患者さんとの関わりから、いろいろ学ぶことも多いね。
ゼン：
信頼関係がないと、聞けない話だぜ。
カン：
感謝することって大切なのね。
ベンゼン三兄弟
ベン・ゼン・カンの三兄弟。調剤室で生まれ、日々がんばる薬剤師を見て育ってきた。薬剤師に元気を届けながら、自分たちもいつか薬剤師になる日を夢見ている。薬剤師がイキイキと働けるようにお手伝いをしたい！と奮闘中♪
《 ベン 》
正義感の強い三兄弟のリーダー。勉強熱心でいろいろなことに興味津々。
熱中するとまわりが見えなくなりがち。
《 ゼン 》
明るくてポジティブな三兄弟のムードメーカー。
調子にのりやすく失敗もするが、立ち直りも早い。
