重症以外は「自宅療養を基本に」、どう思う?
調剤室で生まれた「ベン」「ゼン」「カン」の三兄弟。薬剤師がイキイキと働けるようにお手伝いをしたい!と奮闘するベンゼン三兄弟が、薬剤師に聞いた実態調査をレポートします。
m3.com薬剤師会員へ、重症以外は自宅療養を基本とする意向についてうかがったところ「反対」48%と回答。また特例で承認された抗体カクテル療法について、当面は入院患者を投与の対象とする方針については、「様子をみて外来患者も対象とすべき」48%という結果でした。さらに現在の感染状況を踏まえ、政府の新型コロナウイルス対策についてさまざまな意見が寄せられています。
Q1:重症以外は自宅療養を基本とする方針について、どう思いますか?
ベン:
一定の条件つきで賛成という意見もあったね。
Q2:特例承認された抗体カクテル療法は、当面のあいだ入院患者を投与の対象とする方針について
ゼン:
外来患者への対策も重要だぜ。
Q3:現在の感染状況、政府の新型コロナウイルス対策についての意見
政府の方針について
- 重症者以外入院しない=国が医療崩壊を認めた
- COVID-19患者の病状の変化率と診療体制の整備を勘案して、治療体制と医療制度を決めるべきだと思う
- 緊急事態宣言下の都府県を優先させても良いと思う
- ロックダウンは簡単な解決策、そうで無い解決策を見つけるべき
- スピーディに対応すべき
- 海外からみれば 抑えられているとは思うが、現状 中途半端な政策が続いているだけにみえてしまう
- 専門家の意見が全く反映されていない
- 若者層に速くワクチン接種をしてほしい
- 第5波のデルタ株の猛威が底無しの印象があり、感染のピークが見えません。そのため、ロックダウンの是非について議論が必要
- リモート、在宅を組み合わせて、診療、調剤も柔軟にミックスして推進すべき
- 本邦の不活化ワクチンの開発を強力に進めるべきだ。また、軽症または無症状にイベルメクチンの使用を認可するようにすべき
- ロックダウンも視野に入れる
- 他のアメリカ、ヨーロッパのように、対策するときには徹底して対策するべきだと思う
- 自宅や宿泊施設対応に、訪問看護師や往診医師を当り前のように頼りにしている政府の発現に違和感。それぞれの医師会等団体や学会からの発言や発表があると納得できる
- 感染症の時のみ効力のあるロックダウン可能な法整備が必要。現状の対策では経済的なしわ寄せが偏った業界に係るだけで全く効果がないと言わざるを得ない
- 日本崩壊
- 無症状患者がどの程度いるのか把握して、マスコミなどは無駄に感染者数のみでコロナに対する恐怖を与えないでほしい
- 屋外でたむろして飲むとかの行動に罰則を設けたほうがよい
- ワクチン接種の重要性をもっと訴えてほしい
- 副作用ばかり、クローズアップされ、副作用が怖くてワクチンを打たないと言っている人が多くいる
自宅療養に関する意見
- 自宅での療養に対する政府の考えは、疎かでは無いかと思う
- 自宅療養を基本にするのは時期尚早だと思う。ワクチン接種が済んでいるなどの一定条件を設けないと救えない命が増えると思う
- 急な症状悪化が起こるデルタ株自宅療養は危険かもしれない
- 入院が必要な患者の受け入れ確保のため、重症患者以外の自宅療養ではあるが、家庭内感染を助長し感染拡大を増長するだけ。宿泊療養先を増やすべき。それとも集団免疫獲得目的での施策か
- 現状では自宅療養も仕方ないと思う
医療体制の現状と対策
- 急患センターでは、少しずつ患者さんが増えている。政府には、絶望しかない
- 医療従事者は休めていないし、家族との距離も取っている。犠牲にしているなか、身勝手な行動を起こす国民に法規制を対応すべき。公共交通機関、百貨店は2週間止めるべき。ロックダウンしかない
- 感染率が上がっていることは事実。家庭内感染も考えられるのでホテル療養を再開させた方がよいと思う
- 重症の基準が高いので、中等症も入院ケアは必須
- 外来でも治療できる内服薬の承認が必要
- 中等度でもすぐに入院できるように対応をしてほしい
- 指定2類を早急に外すべき
感染状況の予測
- もう防ぎようのないところに来ている
- 感染はこれまでとは全く違うフェーズに入っていると考えられる
- 予想もつかないほどの感染爆発となるのではないと不安である
- 感染状況は慣れてきた証拠、政府のコロナ対策マンネリ感。まだまだ変異する可能性大
- 感染は、世界比較で少ない方。政府に、今以上の対応を求めても、意味は無い。出来る事があるなら、もうやっている。
試行できる期間は十分にあったのだから。世界各国の対応も、日本と変わりはない。現状だせるカードは、出し尽くした。結局は、治療薬が完成するまで耐えるしかない。
ベン:
感染拡大を抑えるための対策が急務となっているね
ゼン:
専門家の意見は重要だぜ
カン:
予想もつかない状況にあることは事実かもしれないね。
ベンゼン三兄弟
ベン・ゼン・カンの三兄弟。調剤室で生まれ、日々がんばる薬剤師を見て育ってきた。薬剤師に元気を届けながら、自分たちもいつか薬剤師になる日を夢見ている。薬剤師がイキイキと働けるようにお手伝いをしたい!と奮闘中♪
《 ベン 》
正義感の強い三兄弟のリーダー。勉強熱心でいろいろなことに興味津々。
熱中するとまわりが見えなくなりがち。
《 ゼン 》
明るくてポジティブな三兄弟のムードメーカー。
調子にのりやすく失敗もするが、立ち直りも早い。
《 カン 》
優しくて気配りのできる三兄弟の癒やし系。控えめだけど実はしっかり者。
なぜかゼンへのツッコミは厳しい。
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