ワクチン・検査パッケージ、どう思う?

調剤室で生まれた「ベン」「ゼン」「カン」の三兄弟。薬剤師がイキイキと働けるようにお手伝いをしたい!と奮闘するベンゼン三兄弟が、薬剤師に聞いた実態調査をレポートします。
m3.com薬剤師会員の皆さんに、「ワクチン・検査パッケージに関する技術実証」という意見について質問したところ、「賛成」65%と回答。
その他、ワクチン・検査パッケージについて、さまざまな意見が寄せられています。
技術実証実施要領(令和3年10月15日改訂)
実証項目では、飲食店、ライブハウス・小規模、大規模イベント、観光等を対象とし、保健所業務の支援の観点から2週間実施予定となっています。
実施方法として、ワクチン接種完了(2回接種)から2週間が経過(技術検証では、2回目の接種日を1日目として起算し、14日目をもって2週間が経過したことにする。)しているか、飲食店やイベント主催者等がワクチン接種証明によって入店・入場前に確認(コピー・写真でも可)。
もし2週間が経過していない場合には、検査結果の陰性確認が必要となります。ワクチン接種証明や検査結果確認ができない場合には、入店・入場はできません。さらに、本人確認ができるマイナンバーカード、運転免許証、身分証明証、健康保険証などの提示が求められます。
ただし12歳未満の子供については、保護者や引率者同伴であれば検査を省略し、入店・入場が可能となっています。
【新型コロナウイルス感染症対策】ワクチン・検査パッケージのイメージ抜粋
1.ワクチン接種歴
- ワクチン接種完了者であるか、2回接種した際の予防接種済証を用いて確認します。海外で接種した方は、当該国で発行された予防接種済証を用います。
2.検査
- 検査は、PCRが推奨されますが、抗原定量検査やLAMP法も利用可能であり、これらの扱いはPCRに準じます。抗原定性検査も想定されています。
- 民間検査機関で受験した結果も認められます。
- 抗原定性検査については、国の医療機関の承認を受けた製品の結果のみが使用されます。
- PCRは72時間以内、抗原定性検査は24時間以内の検査結果が有効です。
- 検査費用には原則、公費による支援はありません。
- 検査結果が陰性でも感染していないことが保証されるわけではありません。
参考:
新型コロナウイルス感染症対策(内閣官房)
技術実証について(令和3年10月15日改訂)