子どものマスク着用推奨、効果ある?

調剤室で生まれた「ベン」「ゼン」「カン」の三兄弟。薬剤師がイキイキと働けるようにお手伝いをしたい!と奮闘するベンゼン三兄弟が、薬剤師に聞いた実態調査をレポートします。
世界保健機関(WHO)によると適切にマスクを着用するには、能力的に最小限でも大人の助けや子どもの発達状況を考慮する必要があり、6~11歳については地域での感染拡大や高齢者との同居の有無からマスクの着用を検討、12歳以上に対しては大人と同じようにマスクの着用を推奨しているのが現状です。
また子どものマスク着用に関して、新型コロナウイルス感染症の低年齢層における感染状況を考慮した上で、5歳以下の子どもは必ずしもマスク着用にこだわらなくてよいという見解を示しています。(2020年8月25日時点)
さらに日本小児科医会では「2歳未満の子どものマスク着用」について指針を発表。小児科診療所で乳児にマスクをしているケースが目につき、乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクや事故が起きる可能性を懸念し注意喚起しています。