医療機関の防災・防犯体制、どう思う?

調剤室で生まれた「ベン」「ゼン」「カン」の三兄弟。薬剤師がイキイキと働けるようにお手伝いをしたい!と奮闘するベンゼン三兄弟が、薬剤師に聞いた実態調査をレポートします。
令和3年12月17日に大阪市北区で発生したビル火災により、総務省消防庁では全国の消防本部に対して、今回の火災した建物と類似の雑居ビルを対象に火災時の避難経路などの緊急立入検査を要請しました。
緊急点検(立入検査)は、防火管理の実施状況や消防用設備などの設置状況を確認し、避難経路の階段や防火扉の閉鎖に支障となる物が置かれている場合に改善指導を行うという内容でした。
そこでm3.com薬剤師会員の皆さんに、ご自身が務める・運営する医療機関で火災が発生した場合の対応マニュアルについてうかがったところ「マニュアルはない」31%、「マニュアルはあるが、内容は知らない」26%と回答。
また今回の事件により防災・防犯体制の「見直しをした」と回答したのは9%という結果となりました。
自由回答では、日ごろからの医療機関における防災・防犯対策を含めた安全対策について、さまざまな意見が寄せられています。