オミクロン株「BA.2」について、どのように考えますか？
調剤室で生まれた「ベン」「ゼン」「カン」の三兄弟。薬剤師がイキイキと働けるようにお手伝いをしたい！と奮闘するベンゼン三兄弟が、薬剤師に聞いた実態調査をレポートします。
[目次]
非表示
東京大学などのグループによる培養細胞を使用した実験では、「BA.1」に比べて症状を引き起こす力が強くなる傾向が指摘されています。
そこでm3.com薬剤師会員の皆さんに、オミクロン株「BA.2」についての考えをうかがったところ「警戒が必要」74％と回答。
さらに日本国内において今後、「BA.2」への置き換わりが進むと考えている方が84％という結果でした。
また自由回答では、「BA.1」よりも警戒が必要と考える理由や「BA.2」への置き換わりに関して、さまざまな意見が寄せられています。
Q1：オミクロン株「BA.2」について、どのように考えますか？
Q2：諸外国同様に、日本国内においても「BA.2」の置き換わりが進むと思いますか？
Q3：Q1・Q2のように回答した理由を教えてください。
- ステルス株は高齢者よりも若年層が罹患しやすくなっているが、ワクチン接種が思うように進んでいないので高止まりは続く
- 外国で置換が進んでいるのであれば、同時に起きると考えるのが自然
- ウィルスは変異していくのが基本
- もともと検査で分離されていなかっただけで南アフリカなどでは問題とならなかった
- 置き換わりは進むがまたその次も来るからBA.2に特に警戒をするという必要もない。そろそろウィズコロナの方策を社会全体で考えるべき
- 今後、変異株との戦いが永遠に続く
- ワクチン接種と抗コロナウイルス薬が行き渡らない以上、変異株に置き換わる
- 警戒しなくていいとは言わないが、必要以上に警戒しなくても良いかと思う
- 病原性が高く日常生活を送る中で、伝播は完全に防ぐことはできない
- ヨーロッパで置き換わっていると報道されているので、日本でも同様なことが起きると考えるのが必然だと思う
- 国内で「BA.2」が検出されているから、ある程度拡散していると考えられる
- 一時は減っていた患者数がまた増え、「BA.2」に置き換わっているのではと思う。オミクロン株の潜伏期間が短いのも気になる。感染後の後遺症についても早くにまとめて、厚労省は発表してほしい
- 世界で日本だけ違う流れになる事はない
まとめ
ベン：
海外の研究データにも注目したいところだね
ゼン：
3回目のワクチン接種の動向も気になるぜ
カン：
少しでも重症化を防ぎたいものね
ベンゼン三兄弟
ベン・ゼン・カンの三兄弟。調剤室で生まれ、日々がんばる薬剤師を見て育ってきた。薬剤師に元気を届けながら、自分たちもいつか薬剤師になる日を夢見ている。薬剤師がイキイキと働けるようにお手伝いをしたい！と奮闘中♪
《 ベン 》
正義感の強い三兄弟のリーダー。勉強熱心でいろいろなことに興味津々。
熱中するとまわりが見えなくなりがち。
《 ゼン 》
明るくてポジティブな三兄弟のムードメーカー。
調子にのりやすく失敗もするが、立ち直りも早い。
