保険証のデジタル化に賛成ですか？

調剤室で生まれた「ベン」「ゼン」「カン」の三兄弟。薬剤師がイキイキと働けるようにお手伝いをしたい！と奮闘するベンゼン三兄弟が、薬剤師に聞いた実態調査をレポートします。

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Q1：保険証のデジタル化に賛成ですか？
Q2：Q1の返答の理由を教えてください？
Q3：1日に対応する患者さんのマイナンバーカードを保険証として持参される割合を教えて下さい。
Q4：ご自身は、マイナンバーカードを保険証と紐づけしていますか？
Q5：2024年までにマイナンバーカードと保険証の一体化は進むと思いますか？
Q6：Q5の返答の理由を教えて下さい。
まとめ

マイナンバーカードを健康保険証として利用できる「マイナ保険証」は、2021年10月から本格運用を開始。
マイナ保険証は、マイナンバーカードのＩＣチップの電子証明書を利用し医療情報の資格確認ができるだけでなく、本人の同意により医師や薬剤師などが健診結果や過去の診療、薬剤に関する情報を取得することが可能です。

また手続きせず限度額以上の一時支払いが不要となり、転職や引越し、結婚など新しい医療保険者へ手続き済みであれば、マイナンバーカードを健康保険証としてそのまま使用できます。

m3.com薬剤師会員の皆さんに、「マイナ保険証」についてうかがったところ「賛成」54％と回答。
一方で、高齢者に対応できない、機器の導入など初期費用は発生するという反対意見もありました。
また現状として、「マイナンバーカードを保険証にしている患者さんはいない」79％、「自身がマイナンバーカードを保険証と紐づけしている」45％という結果が得られました。
その他、2024年までにマイナンバーカードと保険証の一体化が進むかどうかについて、さまざまな意見が寄せられています。

Q1：保険証のデジタル化に賛成ですか？

ベン:
分からないという意見も一定数いるね

Q2：Q1の返答の理由を教えてください？

賛成

紛失リスクを減らせる
事務作業の迅速化と個人情報の取得の簡略化
デジタル化による効率化は必要
保険証の期限等のチェックの正確が上がる
請求過誤，確認の手間が減る
資格の変更をリアルタイムで共有できるなら大いに賛成
紙でないので出し入れで傷まない。身分証明に使える
不正使用の適正化

反対

機器の導入など初期費用が発生する
デジタル化についていけない高齢者が少なからずいる
マイナンバーカードの読み取り装置の読み取り速度が遅くて仕事が滞る
後期高齢者の対応にひと手間かかる。代理の人が来た時、顔認証システムや暗証番号は大丈夫なのか
施設に入所の方々が作れるのか？認知症の方の代理作成あり？介護保険もなら介護保険の確認時にカードリーダーを
個人情報の取扱いにより気を遣う
支払基金や保険者はレセプトのチェックが簡略化されてメリットが大きいだろうが、保険薬局にとっては受付業務が増えるだけでしかない。保険資格の確認業務が医療機関・保険薬局に廻されただけ
マイナンバーカード検討時は「健康保険証とは統合しない」事が前提だったはず。個人の体の情報を一元管理することの危険性の対策はされていません
保険の加入情報だけでデジタル化が止まるのならまだ良いが、その先（診療情報等）まで進展する恐れが大いにある
今の状況では個人情報漏洩の危険性が高い
機械が故障する可能性があるから