服薬指導で、患者さんとの鉄板の話題は?

調剤室で生まれた「ベン」「ゼン」「カン」の三兄弟。薬剤師がイキイキと働けるようにお手伝いをしたい!と奮闘するベンゼン三兄弟が、薬剤師に聞いた実態調査をレポートします。
2020年の薬機法改正により、調剤時に限らず必要に応じて服薬指導フォローの実施が義務化となりました。また2022年の診療報酬改定では、患者フォローアップに関する報酬も改訂されています。
そのため薬剤師は初回の来局時から次回来局時まで薬学的知見に基づき判断し、薬物療法について理解が得られるよう患者さんや家族に対して丁寧に説明することが求められています。
さらに医薬分業に向け「2025年までにすべての薬局をかかりつけ薬局とする」という政府の意向もあり、服薬情報をひとつの薬局で管理し、同じ薬局・薬剤師を「かかりつけ」としてもらうことが目標です。
そのため日々の服薬指導において、患者さんとの信頼関係の構築が大切となります。
そこでm3.com薬剤師会員の皆さんに、患者さんとの会話のなかで鉄板の話題についてうかがったところ、「ある」20%と回答。
話題の内容としては、病気の話以外に「趣味の話」46%、「天気の話」33%という結果が得られました。一方で、患者さんとの会話のなかで返答に「困ったことがある」46%となり、冗談好きな患者さんへの対応や余命を聞かれたときの返答など、皆さんからさまざまな困った服薬相談内容が寄せられています。
Q1:服薬指導などで患者さんとの会話の際に、鉄板の話題はありますか?


ベン:
患者さんに合わせた話題を考えるのも大変だね
Q2:どんな話題か教えてください。
- 薬に関しては、「使用後の様子を見て先生に相談を」で締めくくる