日常生活でマスク外している?
調剤室で生まれた「ベン」「ゼン」「カン」の三兄弟。薬剤師がイキイキと働けるようにお手伝いをしたい!と奮闘するベンゼン三兄弟が、薬剤師に聞いた実態調査をレポートします。
令和5年5月8日に新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが5類感染症に変更となり、現在の「法律に基づき行政が様々な要請・関与をしていく仕組み」から「個人の選択を尊重し、国民の自主的な取組をベースとしたもの」に移行されます。
また政府から基本的な感染対策の実施については、感染対策上の必要性だけでなく、経済的・社会的合理性、持続可能性の観点も考慮し、感染対策を検討するよう今後の方針が示されています。
参照:
新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付け変更後の基本的感染対策の考え方について
マスク着用の考え方の見直し等について
そこでm3.com薬剤師会員の皆さんに、日常生活での「マスクの着用」ついてうかがったところ、77%が屋外でもマスクを着用しており、そのうちコロナ対策として着用している割合は42%という結果でした。また休日の屋内でのマスク着用については、医療機関や福祉施設以外の場所であっても「マスクを着用している」80%と回答。新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが変更となっても、すぐにマスクを外すという選択には至らないという現状が明らかになりました。その他、5類感染症に変更となってもマスクを外せない理由や以降のマスク着用に関して、皆さんから貴重な意見が寄せられています。
Q1:屋外を歩くときマスクを着用していますか?
ベン:
夏に向けて、マスクを外す時間が増えそうだね
Q2:休日、医療機関や福祉施設以外の屋内でマスクを着用していますか?
ゼン:
マスクを外しているのは、まだ少数派だぜ
Q3:マスク着用に関する体験談や意見をお寄せください。
マスク着用・継続
- 一般人は医療機関内だけ着用すればよいが、医療従事者は自分が感染したした時の対策を常に考えて行動すべき
- 自分が不顕性感染している可能性が高いと考えて行動するのは、医療従事者として当然のこと
- マスクを外す人が増えても罹患率が上がらなければ外したいが、街中でマスクを外して騒いでいる若者をみると外せない
- コロナ収束の兆しが見えないので、外出時や人が多く集まる場所では、マスク着用は続けた方が良いと思う
- 仕事中は感染リスクがある限り外せない。5類になるとよりリスクが高くなる
- 欧米のような集団免疫にまでなっていない。着用が個人判断になった段階で、もう一度流行するだろう。全面解除はそれからで良い
- 日常的にマスクをつけるのは慣れたので、コロナが落ち着くまでつける。階段を昇ったりして息が上がった時に苦しくて外しても、周りの目が以前ほど厳しくなくなったのはありがたい
- 15年前から、がん患者のためマスクを着用していた。家族もうちの中にウイルスを持ち込まないために外出時のマスクが習慣になっている。体力の低下している私には命取りだと家族が理解してくれているので、このままマスクを続ける
- 夏以外は鼻炎のため、よほど周りに人がいない状況でない限りはマスクを外す予定はない
- 周りの人々も皆マスクをしている状態が継続している。私自身は感染症予防と花粉症対策でマスクを外せない
- スーパーなど食品を扱う場所では、マスクの着用は必要かなと思う
- 各感染症だけでなく、花粉症も防げてよい。ひげが隠せるのもメリット
- ハウスダウトと花粉と寒暖差アレルギーで年中マスクをしないと、まともに暮らせないため外せと言わないでほしい
- もともと喘息を引き起こしやすい体質だった。マスク着用で風邪になりにくく、生活しやすくなった
- ワクチン未接種のため
- これまでのマスク生活に慣れてしまったので、外すという選択肢がなかなか取れない
マスク着用・状況によって継続
- 医療機関なので関係なくマスクは着用していた。外で着用することがなくなったくらい
- 周囲に人がいない屋外では外している
- 仕事以外では意図的に外すようにしている
- 夏は熱中症の危険があれば外す
- 仕事は必須。プライベートは屋内。電車はつける。としている
- 5月中旬になったら外す予定
- 室外では未着用でも問題ないが、室内では100%(子どもを除く)が装着している。同調意識の高い
マスクを外しても良い
- 子どもはマスクをしない方がよいと思う
- 感染を防ぐ効果はないと結論づけられているのに、いつまでこんな茶番を繰り返すのか
その他の意見
- 子ども達の学校では、新学期からマスクを外して過ごすようになった。マスクからの解放感に喜んだり、ニキビ顔が目立つと不安がる子どもも多いと聞いた
- ウイルスはマスクをしていても入ってくるので、マスクはすでにパフォーマンスになってしまっている
- 屋内では着用してほしい
- 日本では本格的な夏が来るまでは変わらないでしょう
- 薬局で投薬時、リスクのある方ほどマスクをしていない印象がある
- コロナ以前、まず笑顔での応対が患者さまとコミュニケーションをとる第一歩でしたが、コロナ以降マスク着用で、コミュニケーションが若干とりにくくなった気がする
- この時期にマスク着用を個人の自由にしたのは、花粉症で着用する人も多く、感染予防での着用が特定されにくいことも理由のひとつか
- マスクをなしで咳をしている人が近くにいると、まだまだ嫌な気分になる
- しばらくはマスクを外す人は少数派だろう
- 日本人の集団心理は良くも悪くもある
- 最近はつけていない人も増えてきている。なかには過敏な方もいると思うので、徐々にやめていけばよい
ベン:
医療従事者としての意見が聞けたね
ゼン:
日常生活での様子も分かったぜ
カン:
状況によって判断していくことになりそうね
ベンゼン三兄弟
ベン・ゼン・カンの三兄弟。調剤室で生まれ、日々がんばる薬剤師を見て育ってきた。薬剤師に元気を届けながら、自分たちもいつか薬剤師になる日を夢見ている。薬剤師がイキイキと働けるようにお手伝いをしたい!と奮闘中♪
《 ベン 》
正義感の強い三兄弟のリーダー。勉強熱心でいろいろなことに興味津々。
熱中するとまわりが見えなくなりがち。
《 ゼン 》
明るくてポジティブな三兄弟のムードメーカー。
調子にのりやすく失敗もするが、立ち直りも早い。
《 カン 》
優しくて気配りのできる三兄弟の癒やし系。控えめだけど実はしっかり者。
なぜかゼンへのツッコミは厳しい。
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