ベンゼン三兄弟がレポート!薬剤師実態調査

更新日: 2023年6月5日 薬剤師コラム編集部

コロナ療養5日目安に…大丈夫?

ベンゼン三兄弟がレポート!薬剤師実態調査 コロナ療養5日目安に…大丈夫?のメイン画像

調剤室で生まれた「ベン」「ゼン」「カン」の三兄弟。薬剤師がイキイキと働けるようにお手伝いをしたい!と奮闘するベンゼン三兄弟が、薬剤師に聞いた実態調査をレポートします。

国立感染症研究所のデータによると、感染力のあるウイルスを排出する患者の割合について、症状が持続している患者も含め発症日を0日目として8日目(7日間経過後)で15%程度、11日目(10日間経過後)で4%程度。感染力のあるウイルスを排出する患者については、発症日を0日目として3日間程度は平均的に高いウイルス量となるが、4日目から6日目にかけて大きく減少し、6日目前後には発症日の20分の1~50分の1のウイルス量となり、ウイルス検出の限界に近づくとしています。また一般的にウイルスの排出量が下がると「他の人にうつしにくくなる」と見解を示しています。

そこで厚生労働省は令和5年5月8日以降、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけ変更にともない、5日間は外出を控え、かつ症状が軽快して24時間が経過するまでは外出を控え様子を見ることを推奨。さらに周りの方への配慮として、10日間が経過するまではウイルスの排出の可能性があることから、不織布マスクの着用し、高齢者等のハイリスク者との接触は控える等、周りの方へうつさないよう配慮が必要としています。

ただし感染症法上の位置づけが5類に移行したことで、外出自粛を求める法的根拠がなくなり、療養期間に関しては個人の自主的な判断に委ねられています。

そこでm3.com薬剤師会員の皆さんに、「療養期間の目安」ついてうかがったところ、今回示された療養の目安について「適切」と回答した方が73%。また自身が感染して5日以内に軽快した場合の療養期間について「発症後5日間」56%、「感染しても働き続ける」5%、「発症後14日間」2%となり、半数以上の方が感染症法上の位置づけ変更にともない、厚生労働省が示した療養期間に準じた対応をとる方針であることが分かりました。

参考資料)
感染症法上の位置づけ変更後の療養に関するQ&A

Q1:今回示された療養の目安は適切だと思いますか?

コロナ療養5日目安に…大丈夫?の画像1

Q2:自身が感染して5日以内に軽快した場合、どの程度の期間、勤務を控えますか?

コロナ療養5日目安に…大丈夫?の画像2
まとめ
コロナ療養5日目安に…大丈夫?の画像3

ベン:
データに基づいた療養期間となっているね

コロナ療養5日目安に…大丈夫?の画像4

ゼン:
感染リスクはゼロではないぜ

コロナ療養5日目安に…大丈夫?の画像5

カン:
自分で考えて行動することが求められるね

ベンゼン三兄弟の画像

ベンゼン三兄弟

ベン・ゼン・カンの三兄弟。調剤室で生まれ、日々がんばる薬剤師を見て育ってきた。薬剤師に元気を届けながら、自分たちもいつか薬剤師になる日を夢見ている。薬剤師がイキイキと働けるようにお手伝いをしたい!と奮闘中♪

ベン画像

《 ベン 》
正義感の強い三兄弟のリーダー。勉強熱心でいろいろなことに興味津々。
熱中するとまわりが見えなくなりがち。

ゼンの画像

《 ゼン 》
明るくてポジティブな三兄弟のムードメーカー。
調子にのりやすく失敗もするが、立ち直りも早い。

カンの画像

《 カン 》
優しくて気配りのできる三兄弟の癒やし系。控えめだけど実はしっかり者。
なぜかゼンへのツッコミは厳しい。

スタンプ購入はこちら
ベンゼン三兄弟のLINEスタンプ販売中の画像

ベンゼン三兄弟のLINEスタンプ販売中

ベンゼン三兄弟のLINEスタンプ販売中

スタンプ購入はこちら

すべてのコラムを読むにはm3.com に会員登録(無料)が必要です

こちらもおすすめ

薬剤師コラム編集部の画像

薬剤師コラム編集部

「m3.com」薬剤師コラム編集部です。
m3.com薬剤師会員への意識調査まとめや、日本・世界で活躍する薬剤師へのインタビュー、地域医療に取り組む医療機関紹介など、薬剤師の仕事やキャリアに役立つ情報をお届けしています。

キーワード一覧

ベンゼン三兄弟がレポート!薬剤師実態調査

この記事の関連記事

この記事に関連するクイズ

アクセス数ランキング

新着一覧

26万人以上の薬剤師が登録する日本最大級の医療従事者専用サイト。会員登録は【無料】です。

薬剤師がm3.comに登録するメリットの画像

m3.com会員としてログインする

m3.comすべてのサービス・機能をご利用いただくには、m3.com会員登録が必要です。

注目のキーワード

キャリア 苦情・クレーム 調剤報酬改定 薬物療法・作用機序 服薬指導 疑義照会 ハイリスク薬 業界動向 ライフ・雑学 薬局経営