おすすめのストレス解消法は？

調剤室で生まれた「ベン」「ゼン」「カン」の三兄弟。薬剤師がイキイキと働けるようにお手伝いをしたい！と奮闘するベンゼン三兄弟が、薬剤師に聞いた実態調査をレポートします。

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仕事のストレスをどの程度感じますか？
仕事にストレスを感じるのはどのような点ですか？
Q2の「その他」についてよろしければ教えてください。
ストレスを解消するために何をしていますか？
おすすめのストレス解消法について教えてください。
まとめ

平成27年12月に施行された「ストレスチェック制度」は、定期的に労働者のストレスの状況について検査を行い、その結果を本人に通知して自らのストレス状況について気づきを促すという制度。これにより、個人のメンタルヘルス不調のリスク低減や検査結果を集団的に分析することで、職場環境の改善や労働者がメンタルヘルス不調に陥らないよう「未然に防止すること」を目的としています。

また日本成人病予防協会では、ストレス状態に対する強さ（ストレス耐性）は個人によってことなり、「ストレス解消のための行動によって変わる」とし、ストレス耐性は「工夫次第で強くすることが可能」と説明しています。

「ストレス状態に対する強さ（ストレス耐性）6要素」

感知能力：ストレッサーがあった時に、それに気が付くか、気付かないか
回避能力：ストレッサーをつくりやすい性格か否か
根本の処理能力：ストレスの原因であるストレッサー自体をいかになくせるか、または弱められるか
転換能力：ストレッサーに出会い、ストレス状態に陥ったときに、そのストレッサーの意味を良い方向に捉え直しバネに変えられる能力があるか、否か
経験：どんなストレッサーにどれくらい出会った経験があるか
容量：ストレスをどれくらい溜められるか

参考資料）
ストレスチェック制度関係Q＆A.厚生労働省
 数値基準に基づいて「高ストレス者」を選定する方法.厚生労働省
 ストレスについて.成人病予防協会

そこでm3.com薬剤師会員の皆さんに、「ストレス解消法」ついてうかがったところ、「強く感じる」31％、「やや感じる」45％となり、約8割の方が何らかのストレスを感じていることが分かりました。また実際に日々ストレスを感じている点については、「職場の人間関係」48％、「仕事量」34％、「仕事内容」28％となり、患者さんとのやり取りで感じるストレスより、職場における人間関係に対するストレスの方が大きいという結果でした。その他、ストレスを感じている具体的な内容や皆さんから寄せられたストレス解消法をご紹介します。