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薬剤師のバイブル!病気とくすりのキホン

更新日: 2026年8月26日 鶴島章浩

【ダウンロード可】脂質異常症 薬剤選択フローチャートで処方意図の見抜こう

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これまでの連載では、脂質異常症の基礎知識から生活指導、各治療薬の特徴、副作用マネジメントまで解説してきました。

今回はそれらの知識を踏まえ、「なぜこの薬が選択されているのか」という薬剤選択の考え方について整理します。

薬剤師は処方を変更する立場ではありませんが、薬剤選択の背景を理解することで、処方意図を把握しやすくなり、副作用モニタリングや服薬指導の質も向上します。

処方解析の第一歩!どの脂質異常タイプかを見極めよう

脂質異常症と一言でいっても、患者ごとに問題となる脂質は異なります。

まずは、以下の項目を整理することが薬剤選択の第一歩です。

  • LDL-Cが高いのか
  • 中性脂肪(TG)が高いのか
  • 両方高いのか

また、同じLDL-C高値であっても、冠動脈疾患などのASCVD(アテローム動脈硬化性心血管疾患)既往、糖尿病、CKD、FH(家族性高コレステロール血症)など、動脈硬化性疾患のリスクや患者背景によって、目標値や治療強度は異なります。

なお、LDL-CとTGがともに高値を示す場合は、まずLDL-Cの管理を優先しつつ、TGの推移も継続して評価します。生活習慣や二次性原因も確認しながら、患者のリスクや治療目的に応じて治療を検討することが重要です。

これらを踏まえた脂質異常症治療薬選択の基本的な流れを、以下のフローチャートに示します。

【保存版】ひと目でわかる!脂質異常症 薬剤選択・処方提案フローチャート

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鶴島章浩
つるしまあきひろ

大学卒業後、総合病院にて現在まで15年勤務。約10年間の病棟薬剤師業務を経て2019年よりDI室に配属となる。現在は院内の感染制御や抗菌薬適正使用に関わりながら、DI部門担当として副作用事例の収集・報告や院内部門システム、医薬品マスタの整備、採用薬への対応などに従事している。「感染制御認定薬剤師」、「抗菌化学療法認定薬剤師」、「医療情報技師」の資格を取得。

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