【2026年度改定版】使用薬剤料の算定要件や計算方法をわかりやすく解説
使用薬剤料は通常パソコンで自動計算されるため、ご自身で計算する機会はほとんどないでしょう。しかし、レセコンの不具合や災害時など、システムが使えなくなった場合は手動で計算する必要があります。患者から金額について質問を受けることもあるため、計算方法を知っておくことは大切です。
本記事では、使用薬剤料の算定要件や計算方法、算定の際の留意点を解説していきますので、一緒に計算練習をしてみてください。
使用薬剤料とは
使用薬剤料とは、処方・調剤された薬の価格(円)を保険請求するために点数化したもののことです。
薬価は品目ごとに厚生労働大臣により定められており、その単位は「円」です。調剤報酬は「点」で計算されるため、薬価の「円」から薬剤料の「点」に変換する必要があります。使用薬剤料は通常レセコンで自動計算されますが、手動で算出することも可能です。
使用薬剤料の算定要件
使用薬剤料の算定要件および点数は以下のとおりです。
- 使用薬剤の薬価が薬剤調製料の所定単位につき15円以下の場合:1点
- 使用薬剤の薬価が薬剤調製料の所定単位につき15円を超える場合:10円またはその端数を増すごとに1点
参照:別表第三 調剤報酬点数表 /厚生労働省
つまり、薬剤ごとに決められている薬価から所定単位ごとの金額を計算し、それに従って使用薬剤料の点数を算出する必要があります。
文章だけでは分かりにくいと思いますので、後ほど具体的な処方例を用いて計算方法やルールを確認していきます。一緒に練習をしてご自身でも計算ができるようになっていきましょう。
所定単位とは
算定要件に示されている所定単位とは、薬の種類ごとに以下のように定められています。
