「DAPTを1年以上継続している高齢者、何を情報提供すればいい?」循環器内科医に相談

処方せんや投薬に関する薬剤師の疑問のうち、疑義照会で解決しづらいものについて、m3.com医師会員<エキスパート>の意見を紹介します。
Q.DAPT継続期間について
pom/30代/薬局勤務
DAPTはガイドラインなどで、「1年」が継続期間の1つの目安となっていると思います。数名の高齢者で1年以上DAPT継続、梗塞の懸念は(外来で接する上では)低そうな方がおられます。主治医への情報提供として「1年以上DAPTしていること」の他に、伝えるべき情報や考慮すべき所見、気をつけるべきことをご教示ください。
9名の「循環器内科」医師の回答を紹介します。
医師回答のまとめ
DAPT期間は1年より短くなってきていますが、1年以上の継続が推奨されるケースもあります。医師が気づかず継続しているケースもあるため、出血リスク、薬剤情報、ガイドラインを提示して相談するのが良いでしょう。