元JALキャビンアテンダントに聞く、接客術
第1回と第2回では、「意外と見られている薬剤師の外見について」をテーマにお話しました。信頼される薬剤師になるためには、知識の拡充はもちろんですが、それに加えて外見を整えることも大事であることが分かりました。
第3回目の今回は、JALのキャビンアテンダント(以下CA)として国内線や国際線、ファーストクラスなどで10年間活躍された田中智子さんに、お客さんと接する際に意識していたポイントについておうかがいしました。
CAはお客さんが飛行機の中で安全に目的地まで到着するために、安心して過ごせる環境を提供するのが仕事です。そのため、接客術に加えて、非常時対応などのリスク管理の意識も高い職業です。その姿勢は、病気の治療に関わる薬剤師にとっても、参考になることが多いのではないかと考え、インタビューをさせていただきました。今回も記事を前後半の2回に分けて、明日から使える薬剤師のコミュニケーションのコツとしてご紹介します。
私も薬剤師として10年ほど患者さんと関わっていますが、改めて勉強になると思う内容が多くありました。ぜひ皆さんも良いと思うものを取り入れて、より質の高い薬剤師の接客に結びつけてみましょう。