元JALキャビンアテンダントに聞く、接客の極意

第3回では、「第一印象を良くすることによって、話しかけやすい雰囲気を作ること」などをテーマにお話しました。薬剤師の仕事では、服薬指導で患者さんに伝える内容やお薬の話に目がいきがちですが、服薬指導の前後の印象もまた、コミュニケーションに大きく関わることが分かりました。
第4回目の今回も、JALのキャビンアテンダントとして国内線や国際線、ファーストクラスなどで10年活躍された田中智子さんに、薬剤師という医療職が患者さんと接する際に意識したいポイントについてお伺いしました。
今回は、前回よりも具体的に、CAさんとしてどのような方法でお客さんと接していたのかを、薬剤師にも役立つ形で紹介します。そして、自分1人ではなくチームとして満足のいくサービスを提供し、どのようにリスクに備えていたのかをお伝えします。
一見、CAと薬剤師は全く違う職業のように見えますが、共通点や参考になる点が多くありました。ぜひ明日から、患者さんとのコミュニケーションの参考にしてみてください。
薬剤師にも役立つ、相手と接する際のポイント
