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糖尿病の豆知識

更新日: 2019年11月13日

【第4回】薬剤師のための糖尿病治療の豆知識
~患者さんの変化に気づき、正しく指導できるようになろう~

【第4回】薬剤師のための糖尿病治療の豆知識~患者さんの変化に気づき、正しく指導できるようになろう~の画像

糖尿病の世界では長年、患者さんの総死亡を減少させる(長生きできる)治療法の確立を目指してきました。ここ最近、SGLT2阻害薬やGLP-1受容体作動薬により総死亡を抑制できたという臨床試験結果が出たことで、各国のガイドラインなどが大きく変わってきています。

糖尿病療養指導士、糖尿病薬物療法認定薬剤師、抗菌化学療法認定薬剤師の資格を持ち、日本糖尿病学会、日本くすりと糖尿病学会、日本化学療法学会に所属する著者が薬剤師の皆さんに知っておいて欲しい糖尿病治療のポイントをご紹介します。

【参考文献】
・糖尿病療養指導ガイドブック2016
・糖尿病治療ガイド2018-2019

明日から服薬指導にいかせる!糖尿病食事療法のポイント

第4回では、糖尿病療養指導士として、食事療法の理想と現実についてお話ししていきたいと思います。ぜひ、明日からの糖尿病患者さんへの指導に活用していただければと思います。

【第4回】薬剤師のための糖尿病治療の豆知識~患者さんの変化に気づき、正しく指導できるようになろう~ 明日から服薬指導にいかせる!糖尿病食事療法のポイントの画像
ポイントは緩急?実現可能な食事療法とは

皆さん、すでに実感されているとは思いますが、糖尿病治療の3本柱である食事療法、運動療法、薬物療法の中で、大きなシェアを占める食事療法。これを患者さんに実践してもらうことは、非常に難しいですよね。私自身、患者さんの立場になった時に、理想的な食事療法を実践し続けることができるとはとても言えないです。
実現可能な食事療法を考える上で大事なポイントは、緩急ではないでしょうか。誰でも緩む時もあれば、自らの体の状態(例えば、糖尿病で言えば、血糖値やHbA1c、日々の体調の変化など)を勘案して、「ちょっと頑張らないと・・・」と思うこともあるでしょう。そんな時、「それでいいんです!まずは、緩み続けない方法を考えましょう!」と言ってあげるだけでも、気持ちが大きく変わる患者さんもいるかもしれません。

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柳瀬 昌樹の画像

柳瀬 昌樹 やなせ まさき

薬剤師。薬科大学を卒業後、現在に至るまで病院勤務を続け、糖尿病、感染症などの専門資格を取得。医師の先生方からの全面的ご協力の下、日々奮闘中。
主な取得資格:糖尿病療養指導士、糖尿病薬物療法認定薬剤師、抗菌化学療法認定薬剤師、日本病院薬剤師会病院薬学認定薬剤師、実務実習認定薬剤師
所属学会:日本糖尿病学会、日本くすりと糖尿病学会(認定薬剤師認定委員兼務)、日本化学療法学会、日本病院薬剤師会
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