【2027年3月変更】選定療養とOTC類似薬の計算方法と実務ポイント
「薬局のアンテナ」のてっちゃんです。
2027年3月から、「OTC類似薬の一部保険外療養」が始まります。
これに伴い、OTC類似薬が処方された際に「別途の負担」が生じる場合があります。また、長期収載品の選定療養における特別の料金の計算方法も変更されます。
そこで今回は、OTC類似薬の一部保険外療養と長期収載品の選定療養について、処方箋での確認方法と具体的な計算手順を解説します。
患者さんに分かりやすく説明できるよう、実務上のポイントを整理しておきましょう。
なお、OTC類似薬の一部保険外療養の仕組みは、以下のイラストと過去のコラムでも確認できます。
引用元:OTC類似薬の薬剤給付の見直し /厚生労働省
①OTC類似薬の一部保険外療養の見分け方
2027年3月から処方箋様式が見直されます。OTC類似薬の一部保険外療養に該当するかどうかは、処方箋の記載内容から判断します。
以下の処方箋様式の赤字部分が見直し部分です。
見直される処方箋様式の該当箇所
OTC類似薬が処方されている場合は、処方箋の「一部保険外療養」欄を確認します。
「○」の記載があれば別途負担が発生し、「―」の記載があれば別途負担は発生しません。「○」「―」のいずれも記載されていない場合は、OTC類似薬ではないことを意味します。
②OTC類似薬の一部保険外療養に該当した場合の計算方法
次の処方例を用いて、一部保険外療養の具体的な計算手順を確認します。