薬局で使える!薬剤師のための英会話

更新日: 2024年9月27日 薬剤師コラム編集部

薬局で使える英会話~第12回 熱さまし(解熱鎮痛薬)の使い方を説明しよう

薬局で使える英会話~第12回 熱さまし(解熱鎮痛薬)の使い方を説明しようの画像
新人薬剤師 伊呂波くんの画像1

新人薬剤師 伊呂波くん
薬局勤務1年目のほやほや新米薬剤師。
外国からの患者さんとのコミュニケーションに悩んでいる。


先輩薬剤師 エーコさんの画像1

先輩薬剤師 エーコさん
帰国子女で英語が得意な薬剤師8年目の中堅薬剤師。
得意の英語を生かして伊呂波くんの悩みに答えてくれる頼りになる先輩。

熱さましとしてよく用いられる解熱鎮痛薬ですが、「熱が下がる」ことは英語でなんと表現すれば良いのでしょうか。今回は、処方される機会も多い「熱さまし」の効果や目的、具体的な使い方を簡単に説明できる表現を考えます。

「熱を下げる薬」は、英語でなんと表現する?

新人薬剤師 伊呂波くんの画像2

後輩(伊呂波くん):
この薬を使うと“熱が下がる”ことを伝えたいんだけど、どう表現したら良いんだろう?


先輩薬剤師 エーコさんの画像2

エーコさん:
熱は『fever』、下がるは『reduce』を使うとわかりやすいよ。シンプルに薬のことを『fever reducer』と表現する表現が覚えやすいかもしれないね。


ディス イズ ア フィーバーリデューサー

・This is a fever reducer.
(訳)これは、熱を下げる薬です

※他の表現

ディス メディスン ウィル リデュース ア フィーバー

・This medicine will reduce a fever.
(訳)この薬で、熱が下がります

ディス メディスン ウィル ヘルプ トゥ リデュース ユア フィーバー

・This medicine will help to reduce your fever.
(訳)この薬は、熱を下げるのに役立ちます


アドバイス

「fever」は熱、「reduce」は下げる、という意味のある単語なので、“熱さまし”はそのまま「fever reducer」と表現することができます。

専門的には「antipyretic(解熱薬)」と書くこともありますが、とっさには出にくいことから、より簡単な表現を用いるのが無難だと思います。

実際、英語圏で販売されている解熱薬のパッケージには「fever reducer」と書かれていることもあるくらいですので、この表現でも問題なく伝わります。

熱さましを使う“タイミング”はどう伝える?

または

m3.com会員登録いただくと、医療ニュースや全てのコラム記事が読み放題&ポイントが貯まる

新規会員登録(無料)

こちらもおすすめ

薬剤師コラム編集部の画像

薬剤師コラム編集部

「m3.com」薬剤師コラム編集部です。
m3.com薬剤師会員への意識調査まとめや、日本・世界で活躍する薬剤師へのインタビュー、地域医療に取り組む医療機関紹介など、薬剤師の仕事やキャリアに役立つ情報をお届けしています。

キーワード一覧

薬局で使える!薬剤師のための英会話

この記事の関連記事

この記事に関連するクイズ

アクセス数ランキング

新着一覧

26万人以上の薬剤師が登録する日本最大級の医療従事者専用サイト。会員登録は【無料】です。

薬剤師がm3.comに登録するメリットの画像

m3.com会員としてログインする

m3.comすべてのサービス・機能をご利用いただくには、m3.com会員登録が必要です。

注目のキーワード

コミュニケーション 調剤報酬改定 服薬指導 薬局経営 プロブレム 医療クイズ 診療報酬改定 SOAP 薬歴 ebm