昨年最も注目されたニュースは?
薬剤師が選ぶ10大ニュース結果発表!①
2018年も薬局・薬剤師界にとって大きなニュースがありました。m3.comの掲載記事を対象に、薬剤師会員に2018年の注目ニュースについて投票いただきました。はたして第1位はどのようなニュースだったのでしょうか?まずは第3位から寄せられたコメントとともにご紹介いたします。
回答人数 薬剤師 : 775人
※2018年12月28日 (金)〜2019年1月9日 (水)
第3位
オプジーボ、薬価37.5%減用 法用量変更で11月から (8月)
222票
オプジーボは良い薬と思っていますが、マスコミが高い悪い薬のような報道をしたのが残念だった。
それだけに薬価を下げるのは「お仕置き」のように言われまたもや嫌な感じであった。
オプジーボに関しては、本庶佑教授のノーベル賞受賞によって初めて知り、タイムリーに勉強できた。
本庶佑先生のノーベル賞です。がん治療の方向が変わる発見に日本人が関与できて、誇らしいと思います。
第2位
新機序インフル薬「ゾフルーザ」、3月にも正式承認 (2月)
321票
ゾフルーザはとても画期的、投薬がすごく楽になりました!
ゾフルーザの使用で今年は年末の救急診療所の急患対応が迅速化(吸入指導に時間を取られていたのが他の患者への対応可能になった)
ゾフルーザについて詳しく勉強したいです
ゾフルーザが承認を受けた記事が取り上げられて、予め勉強できてよかった。
ゾフルーザでスムーズに投薬できるのが一番です
加算内容が大きく変更され、現場への影響も大きかった
調剤報酬改定が一番のニュースでした。新たな加算など、内容的になかなか理解しづらいものもあり、四月五月は、四苦八苦しました。。
調剤報酬改定の件は自分の給与に大きく影響があってつらい一年だった。与えられた仕事を丁寧に行い、認められ、給料がアップするよう頑張りたい。
調剤薬局の転換点として認識出来る
調剤報酬はまだ高いと思う。技術料という名目になっているけど、別に加算が発生するような特別な技術ではないと思う。
病院では同じ事をやっても加算にならない、特別な技術だと言うのなら病院内調剤でも加算してほしい。
報酬を下げるべきものは下げていいですが、在宅訪問は完全に赤字なので適正にして欲しいです。
薬剤師への風当たりが強くなってきている
薬局への風当たりが強くなってきているのが感じられる一年だったと思います。薬局も数が多すぎるのかもしれませんが。
調剤薬局に対するバッシングが増えてきた年だった。ただ、これまでの調剤薬局のあり方を考えるとバッシングはやむなしと考えているので、今後もこの流れは続くと思う。
薬剤師に逆風が吹くよう、情報操作されているように感じる。
逆風は、いつまで続くのでしょうか
薬剤師をもっと評価してほしい。
近時、薬剤師への風当たりが強いのはなぜだろうと、考えることが多い。
薬剤師に厳しい年だった
相変わらず、薬剤師に対しての逆風は強く、医薬分業が迷走してるのを感じる。医者が絶対的に上に君臨してるばかりに、防げなかった事故もあるのではと思う。
経済の面から薬局が批判されることが多くなってきたのが残念です。
薬剤師が選ぶ10大ニュース結果発表!
- 調剤報酬引き下げ 「もうけすぎ」薬局に逆風 かかりつけ機能後押し (1月)ー352票
- 新機序インフル薬「ゾフルーザ」、3月にも正式承認 (2月)ー321票
- オプジーボ、薬価37.5%減用 法用量変更で11月から (8月)ー222票
- 薬局へ不満爆発 大半の委員が今の医薬分業は不要 - 医薬品医療機器制度部会(7月)ー211票
- 薬局を機能別で3区分へ‐「最低限の薬局」含め底上げ (12月)ー167票
- 「地域支援体制加算」新設‐後発品体制加算は3段階に (1月)ー143票
- 東京医大の得点操作、女子一律減点 公平性、平等性欠く (8月)ー131票
- 遠隔服薬指導 特区にて開始 離れた場所から患者に説明 (7月)ー122票
- 西日本豪雨 死者105人、豪雨80人超安否不明 (7月)ー122票
- 2年連続合格率低下、2018年薬剤師国試 (3月)ー106票
オプジーボは以前働いていた病院で頻度高く使用していたため気になった。