【病院薬剤師】院内/院外処方、どちらがいい?
意識の
「まとめ」
38%が「院内処方にメリットあり」!院内処方増には「重複投薬増」「病院薬剤師の負担増」を懸念
質問
- [Q1]外来患者さんの処方せんは、院内/院外どちらで調剤していますか?
- [Q2]院内/院外処方、どちらがメリットがあるとお考えですか?
- [Q3]院内処方のメリットと思われる項目をお選びください。
- [Q4]院外処方のメリットと思われる項目をお選びください。
- [Q5]院内や敷地内処方が増えていく場合、患者さん、その他へ懸念される悪影響はありますか?誰に、どのような影響が考えられるか教えてください。
回答済み人数: 258人
勤務する病院が院内/院外調剤かで意見が異なりました。院外調剤の場合は「院外」38%、「院内」32%、「どちらともいえない」30%でしたが、院内調剤の場合は「院内」が59%と半数以上が支持。
病院勤務の薬剤師に「院内/院外処方、どちらにメリットがあるか」について伺ったところ、院外調剤の病院勤務の方々は「院外」38%、「院内」32%、「どちらともいえない」30%だったのに対し、院内調剤の病院勤務の方々は「院内」59%、「どちらともいえない」27 %、「院外」14%という結果に。
また、院内処方のメリットを複数回答で尋ねたところ、「患者さんが薬局へ行く手間がなくなる」「患者さんの費用負担が若干少なくなる」などの意見が高い割合を占めました。一方、院外処方のメリットは、「薬局を選べる」「重複投薬の防止になる」といった意見が5割を超えました。
最後に、「院内や敷地内処方が増えていく場合の、患者さんやその他へ懸念される悪影響」を伺うと、「重複投薬の可能性が増える」「待合時間が増加する」など患者さんのデメリットのほか、「病院薬剤師の負担増」「薬局の経営難」「医薬分業に反する動き」への懸念など、多数のご意見をいただきました。
人気のコメント
ICTによる情報の共有化が進めば、基本的に院内でも院外でも同様の情報が収集できるようになると思われるため、差はなくなってくると思われる。 患者がどちらを選んでも、同様のサービスを受けられるようになることが理想である。
入院持参薬からだけでも院外薬局での重複投与防止は出来ておらず、特にコメントがあるわけでもなく、ただ計数調剤を行うことしか出来ない薬剤師が多いと感じている。きちんと仕事をしている方へ水を差す事となりかかりつけ薬剤師制となったのではないかと思ってしまう。
常勤2人で入院患者196人相手している状況で、外来処方も対応するのはきついです。