2020年9月に「後発品8割」の目標は達成できる?
意識の
「まとめ」
達成「できる」が41%、「できない」が50%。達成するには医師やメーカー、患者の協力も必須
質問
- [Q1]ご自身の勤務先で、2020年9月に後発品8割は達成できると思いますか?
- [Q2]さらに後発品を推進するために、必要と思われることをお選びください。
回答済み人数: 792人
現状では達成できないと考える方がやや多い。薬剤師から達成のための課題も挙がっている
2017年5月の経済財政諮問会議で示された「後発品の数量シェア80%」。現場の薬剤師さんたちはどのように受け止めているのでしょうか?
自身の薬局で達成できると考える方は41%。できないと思う方は50%とやや否定派が優勢です。また、後発品の後押しをするために必要なことは「医師が一般名処方をすること」56%、「医療費削減に関する患者の理解・協力」54%、「先発品を希望する患者には差額を患者の自己負担にする」52%などが高い支持を得ました。
医師、患者の理解や協力、後発品の品質や流通量など、2020年9月という目標には課題が山積みです。
人気のコメント
品質向上を切にお願いしたい! 自分自身が肺炎伴う喘息を患っており、ジェネリックに切り替えたら効かずに、呼吸困難で大げさではなく死にかけた。自分がこんな思いをしたので誰にも「同じです」「問題ありません」とはとても言えません!
モーラステープをジェネリック薬に変更すると、「元に戻してください」と、患者さんに言われる。確かに貼った時の違いがあると思います。外用は、後発率の計算から外してほしい。
医師、薬剤師、患者、メーカーの相互努力が必要と思う。患者サイドはマスメディアの影響で後発品への理解が進んでいるようにも思えるが、メーカー側はただ売るだけの姿勢が多すぎる。