薬学部の新設、賛成?反対?
意識の
「まとめ」
薬学部新設、反対派が約8割
質問
- [Q1]薬学部の新設について、ご自身のお考えに近いものをお選びください。
回答済み人数:1473人
反対の理由は「量より質を高めることのほうが大切」が多数
2017年9月1日、山陽小野田市立山口東京理科大学は2018年4月に薬学部を開設すると発表しました。2017年8月31日には、和歌山県立医科大学も薬学部設置に向け連携・協力することを目的に、市、県と協定を結んでいます。
そこで、薬学部の新設について調査したところ、「賛成」7%、「どちらかと言えば賛成」10%に対し、「どちらかといえば反対」35%、「反対」45%と、じつに8割の方が反対と回答しました。
その理由のほどんどが、「教育レベルを上げるべき」「質を上げるべき」「いまでもすでに多すぎる」といったコメントで、量ではなく質の向上を求める声が多数を占めました。
人気のコメント
6年生になってから学生の質は確実に低下しています。今薬学教育に必要なのは量ではなく質の向上です。
現在でも薬系大学の総定員が多すぎるのになぜまた増やすのか?現実に定員割れの薬学部が存在し、無理やり定員確保のため学力の低い者を入学させる大学側に問題がある。医学部は入学定員を絞り質の高い医師を養成している。薬剤師の地域偏在の問題は他にあり、薬剤師過疎地の問題を理由に薬学部増設を行うのは、薬剤師養成の自殺行為である。将来に向けて質の高い薬剤師を養成するにはむしろ薬学生定員の削減が必要である。
学生の経済的な観点から、国公立大学での薬学部新設は賛成である。高い学費さえ払えば入学できるような私立は反対である。