家事も子育てもすべて負担!医師×薬剤師夫婦の関係
このコーナーでは、m3.com薬剤師会員の皆さまに投稿いただいたコラムを紹介します。
今回のテーマは【旦那さんor奥さんはお医者さん!薬剤師×医師夫婦の日常】です。
いつの間にか夫のサポート役に…
なす・女性(北海道)
夫は消化器内科、私は調剤薬局に勤める、医師×薬剤師夫婦です。
処方意図やコメディカルへの要望が聞けて助かる
私が病院勤めだった時に出会い、調剤薬局に移った今も、近隣病院との連携方法やその病院の医師の専門分野など、調剤業務に活かしています。
夫の処方せんが来るとテンションが上がりますが、守秘義務なので患者さんの情報は一切やり取りしません。
夫婦の会話に新薬の話などが出てきて勉強になるし、知的な会話をしている雰囲気に酔えます。
ただ、多忙ですれ違いが多いので、コミュニケーションは主にLINEです。
医師×薬剤師夫婦の「理想と現実」
医局にいると転勤も多く、急な人事異動で結婚5年間のうち4回転居しています。
薬剤師免許があるので何とか付いて行っていますが、親元を離れて仕事や家事育児をこなさなければならず、また薬剤師のキャリア継続も難しく、子どもの進学をきっかけに今年から夫だけ単身赴任をしています。
むかし、病院内で医師の不貞行為を散々見てきただけに不安な日々が続きますが、涙を飲んで送り出しました。
共働き家庭ですが、収入や忙しさがはっきり分かるので、子育てと家事はすべて負担しています。家でも医師とコメディカルという感じで、夫の仕事をサポートしなければならない雰囲気があります。
金銭面や仕事面でメリットがある分、家事育児やキャリア形成でデメリットがあり、華やかに見られますが、案外苦労しています。
※本コンテンツは、薬剤師会員からお寄せいただいたエピソードをもとに編集・作成しています。