緑内障点眼薬の洗顔指示、どう伝える?色素沈着とDUESを防ぐ指導法
[目次]
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☞この記事で取り上げる主な薬剤
【FP受容体作動薬】
- ラタノプロスト(先発品:キサラタン)、トラボプロスト(先発品:トラバタンズ)、タフルプロスト(先発品:タプロス)、ビマトプロスト(先発品:ルミガン)
【EP2受容体作動薬】
- オミデネパグ・イソプロピル(先発品:エイベリス)
「目薬を差した後、洗顔してくださいね」
緑内障治療薬をお渡しするとき、このように説明することがあります。特に、「プロスタノイドFP受容体作動薬(以下、FP受容体作動薬)」を使用するときには、点眼後に目の周りについた薬液を拭き取る、もしくは洗顔することが大切です。
今回は、その理由と服薬指導のポイントについて解説します。
<患者さんの質問>「なぜ、目薬を差した後に洗顔しなきゃダメなの?」
68歳、女性。
眼科を受診し、緑内障と診断された。今回、初めて以下の点眼薬が処方された。
<処方>
- ラタノプロスト点眼液0.005% 2.5mL 1本 1回1滴、1日1回 両眼に点眼
※緑内障治療薬の使用歴なし
患者さんから質問。
「先生から、目薬を差した後、洗顔するように言われたんですけど、なぜですか?」
【服薬指導】なぜ点眼後の洗顔が必要?色素沈着を防ぐための伝え方
「プロスタノイド受容体関連薬」は、優れた眼圧下降効果や点眼回数の少なさ、良好な認容性などから、開放隅角緑内障(OAG)の第一選択薬として広く使用されています1)2)。
プロスタノイド受容体関連薬には、FP受容体作動薬と、プロスタノイドEP2受容体選択性作動薬(EP2受容体作動薬)があります。主な薬剤を以下に示します1)。
<主なプロスタノイド受容体関連薬>
| 分類 | 一般名 | 先発品の商品名 |
| FP受容体作動薬 | ラタノプロスト | キサラタン |
| トラボプロスト | トラバタンズ | |
| タフルプロスト | タプロス | |
| ビマトプロスト | ルミガン | |
| EP2受容体作動薬 | オミデネパグ・イソプロピル | エイベリス |