処方箋を解読せよ!~症例クイズで実力試し~

更新日: 2026年1月29日 藤野紗衣

高血圧患者と腰痛治療:薬剤師が知るべき処方薬のポイント

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医療の現場(薬局の方が良いでしょうか?)では、患者情報と処方箋が重要な役割を果たしています。

薬剤師はこれらの情報を基に、患者さんの健康状態をより深く理解し、服薬指導での適切な対応が求められます。

今回は、高血圧と腰痛症を抱える75歳の男性患者の症例からクイズ出題しております。
下記の患者プロファイルと処方内容を読み、症例を深堀りしてみましょう!

【患者プロファイル】

患者: 75歳 男性
定期受診。
既往歴: 高血圧症、腰痛症、胃潰瘍(1年前に治療済み)。
腰痛症はレントゲン撮影するも異常なし。内服で経過観察中。

処方内容(内科・30日分)

アムロジピン錠5mg 1錠(1日1回 朝食後)
テルミサルタン錠40mg 1錠(1日1回 朝食後)
ロキソプロフェンNa錠60mg 2錠(1日2回 朝夕食後/疼痛時)
レバミピド錠100mg 2錠(1日2回 朝夕食後)

疑義照会

この処方で疑義照会するとしたら、どの医薬品ですか。

  • アムロジピン
  • テルミサルタン
  • ロキソプロフェンNa
  • レバミピド

正解: 表示

相互作用・食品

アムロジピンはCYP3A4で代謝されるため、通常、同時摂取で副作用リスクの高まるグレープフルーツ(特に果皮に含まれるフラノクマリン類)は食べないように指導します。
下記の果物の中で、グレープフルーツ同様、フラノクマリン類の含有量が多く、相互作用の心配のある果物はどれですか。

  • イヨカン
  • スウィーティー
  • レモン
  • ウンシュウミカン

正解: 表示

副作用・身体症状

アムロジピンなどのカルシウム拮抗薬(特にニフェジピンやアムロジピンなどのジヒドロピリジン系)の代表的な副作用として、モニタリングしておく必要のある副作用は以下のどれですか。

  • 歯肉肥厚
  • 空咳
  • 高カリウム血症
  • 易感染性

正解: 表示

血圧管理

この患者さん、しばしばお薬の飲み忘れがありなかなか血圧が安定しません。提案できるものとして妥当なものはどれですか。

  • 降圧薬の増量を提案する
  • 降圧薬の変更を提案する
  • 配合剤を提案する
  • 降圧薬の追加を提案する

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藤野紗衣
ふじの さえ

大学卒業後、ドラック・精神科病院に各1年間勤務後、一般病院薬局で10年間、同じ病院事務室で19年勤務、安全衛生委員会事務局担当を務める。病院勤務後半は学術活動も行い、副作用報告データベース解析などの研究活動も行う。現在は薬剤師ライターとして、医療記事、転職記事などの執筆活動を行っている。

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