新型コロナワクチンの副反応が怖いと言う患者さん
患者ケース65:新型コロナワクチンの副反応が怖いと言う患者さん
顔見知りの60代女性患者さんが服薬指導中に浮かない顔をしていたので、事情を聞いてみました。すると、新型コロナワクチン接種の予約をしているが基礎疾患があり、副反応が怖いとのこと。患者さんの不安を取り除くには、どんなお話をすればいいでしょうか。
新型コロナウイスルのワクチン予約をしてみたものの「副反応が怖い」と感じている患者さんには、まずはじっくり話を聞くことから始めましょう。患者さんの不安を取り除くためには、何をどのように怖いと感じているのか、不安に思う原因や理由について詳しくヒアリングすることが欠かせません。患者さんの話を聞くときは、復唱して共感を示すことを意識しましょう。説得しようと思うのではなく、患者さんの気持ちを受けとめ一緒になって考えるという姿勢が大切です。医療の現場に立つものとして、堂々と自信をもって最新情報を具体的にわかりやすく伝えましょう。