患者タイプ別 服薬指導のツボ(薬剤師向け)

更新日: 2023年8月7日 村尾 孝子

医者と患者さんの板挟みになってしまった

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ケース107:医者と患者さんの板挟みになってしまった

ときどき来局される60代女性の患者さん。実は、担当医から連絡があり「その患者さんには薬の副作用を教えないように」と言われていました。しかし、今回の来局で、患者さんから副作用について質問されました。その時は、一般的な副作用を説明し、「次回、担当医に確認してください」と伝えましたが、この対応で良かったのか考えてしまいます。医者と患者さんの板挟みになってしまった場合の上手な対処方法を知りたいです。

服薬指導のツボ

医師と患者さん双方との良好な関係を考えれば、医師の指示に従うのが一番無難な選択でしょう。今後同様のケースで板挟みにならないように、医師から指示を受けたらできるだけ早いタイミングで対策・対応を検討しましょう。例えば、患者さんから副作用について質問された場合

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村尾 孝子
むらお たかこ

薬剤師、医療接遇コミュニケーション コンサルタント、健康講演・企業研修セミナー講師、株式会社スマイル・ガーデン代表取締役。明治薬科大学薬学部薬剤学科卒業、埼玉大学大学院経済学部経営管理者養成コース修了、病院・薬局・教育研修会社勤務を経て現職。

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