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患者タイプ別 服薬指導のツボ(薬剤師向け)

更新日: 2024年4月17日 村尾 孝子

他の薬局で調剤された薬の相談をしてくる患者さん

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ケース121:他の薬局で調剤された薬の相談をしてくる患者さん

ある患者さんの服薬指導の際に併用薬を確認すると「他の薬局で調剤された薬も飲んでいる」と報告してくれました。またその薬について相談されましたが、その場ではどこまで他の薬局の調剤について意見していいかわからず、無難な回答しかできませんでした。どのような対応をすればよかったでしょうか。

服薬指導のツボ

どの薬局で調剤された薬かにかかわらず、患者さんのために何ができるかを最優先に考えて、「何か気になることがありますか?」などと尋ねて、患者さんの話を真剣に親身になって聞きましょう。何をどう答えるか考えるより先に、患者さんの思いを受けとめて、一緒に対応策を考える姿勢で臨むといいでしょう。

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村尾 孝子
むらお たかこ

薬剤師、医療接遇コミュニケーション コンサルタント、健康講演・企業研修セミナー講師、株式会社スマイル・ガーデン代表取締役。明治薬科大学薬学部薬剤学科卒業、埼玉大学大学院経済学部経営管理者養成コース修了、病院・薬局・教育研修会社勤務を経て現職。

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