疑義照会をスムーズにする秘密のコツ、教えます!
薬剤師としての経験や知識が求められる薬学的な疑義照会。医師は多忙である場合が多く、薬剤師には報告すべき内容なのか判断し、手短に伝えるコミュニケーション能力も必要です。
そこで第3回目は、m3.com薬剤師会員の皆さんに疑義照会のコツをうかがいました。とはいえ、個人の工夫だけでは解決できないことも多々です。そこで、どんな制度改正を望むのか、忌憚のない意見も募りました。
Q1、疑義照会をスムーズに行うために気を付けていることを教えてください。
8割近くの人が「医師等に配慮をした照会をする」と回答。次ぐ回答は「コミュニケーション能力を高める」が52%。
とにもかくにも、疑義照会をスムーズにするためには、医療関係者同士のコミュニケーションが鍵といえそうですね。
その他と答えた方からは、以下のようなコメントが寄せられました。
Q2、疑義照会をスムーズに行うためにはどのような制度や対策が必要と考えますか?
最も多かった回答は63.5%の「処方医が不在等の場合の対応方法を定める」。次いで、「問い合わせ不要のプロトコル等の事前に医療機関と締結する」が52.5%でした。
ほか、「医師が疑義照会に応じる義務を医師法等に明記する」「医師が疑義照会に応じる義務を医師法等に明記する」も3割以上の方が同意する結果に。
「その他」を選択した人からは、こんな意見が寄せられました。
疑義照会を行う上で医師に伝わりやすいよう「エビデンスをつける」「端的に伝えられるようシュミレーションする」など、処方意図をくみながら日々工夫をしていることが分かりました。
医師との信頼関係を築くために薬剤師としての知識や経験は必須ですが、日ごろの対話も大切になりそうですね。
薬剤師がストレスを感じている疑義照会。この方法で疑義照会がスムーズになった!という、成功体験談を大募集します(~2023年11月30日)。
エピソードが採用された方には、ポイントを進呈!さらに、あなたの成功ストーリーがマンガや記事になるかも⁉ 下記からぜひ、投稿ください。
例えば・・・
「電話だとそっけない医師に対して、照会内容を箇条書き&最重要要点に下線を引きてFAXを送ったら快く回答してくれた。」など。
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