薬剤師の盲点!?「半錠」にできる薬とできない薬

更新日: 2026年8月19日 児島 悠史

テオドール錠の半錠化はどう変わる?改訂で生じる法的リスクとは?

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☞この記事に登場する主な薬剤名
  • テオドール錠100mg、テオドール錠200mg(一般名:テオフィリン)

☞この記事でわかること
  • 「テオドール錠」の100mgや200mgの錠剤は、“割線”に沿って半分に割って良いか
  • 薬剤師として押さえておくべき「薬学的なリスク」と「法的なリスク」

“割線”のある「テオドール錠」の100mgや200mgを半分に割って良い?2026年6月の添付文書改訂による注意点

喘息治療などに用いられる「テオフィリン製剤」である「テオドール錠」の100mgや200mgは徐放性の製剤ですが、錠剤には“割線”があります。

一般的に、“割線”のある錠剤は、この“割線”に沿って半分に分割することも可能だと考えられます。

26年6月改訂。「テオドール錠」半錠にできる?の画像1

「テオドール錠」の100mgと200mgの性状

実際、これらの製剤は従来の添付文書でも、錠剤を飲みにくい場合には“割線”で2分割して服用することも可能、と記載されていました。

しかし、この「テオドール錠」の添付文書は2026年6月に改訂され、分割に関する内容が大きく変更されている1)、という点に注意が必要です。

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児島 悠史
こじま ゆうし

薬剤師 / 薬学修士 / 日本薬剤師会JPALS CL6。
2011年に京都薬科大学大学院を修了後、薬局薬剤師として活動。
「誤解や偏見から生まれる悲劇を、正しい情報提供と教育によって防ぎたい」という理念のもと、ブログ「お薬Q&A~Fizz Drug Information」やTwitter「@Fizz_DI」を使って科学的根拠に基づいた医療情報の発信・共有を行うほか、大学や薬剤師会の研修会の講演、メディア出演・監修、雑誌の連載などにも携わる。
主な著書「薬局ですぐに役立つ薬の比較と使い分け100(羊土社)」、「OTC医薬品の比較と使い分け(羊土社)」。

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