タケルダ配合錠は分割NG?刻印線の正体と割ってはいけない理由
- タケルダ配合錠(アスピリン / ランソプラゾール)
- キャブピリン配合錠(アスピリン / ボノプラザンフマル酸塩)
- 「タケルダ配合錠(アスピリン・ランソプラゾール配合剤)」は、半分に割って使って良いか
- 「タケルダ配合錠」の表面にある直線は“割線”ではないのか
- 「キャブピリン配合錠(アスピリン・ボノプラザンフマル酸塩配合剤)」では、粉砕の可否はどうなっているか
「タケルダ配合錠(アスピリン・ランソプラゾール配合剤)」の表面にある直線は“割線”なのか?
「タケルダ配合錠(アスピリン・ランソプラゾール配合剤)」は、抗血小板薬の「アスピリン」100mgと、プロトンポンプ阻害薬(PPI)の「ランソプラゾール」15mgを配合した薬です。
錠剤の片面には「100/15」と刻印されており、この「100」と「15」の間にある線が、ちょうど錠剤の真ん中に通っていることから、ぱっと見ではこれが“割線”のようにも見えます。
「タケルダ配合錠(アスピリン・ランソプラゾール配合剤)」の性状
一般的に、“割線”のついている錠剤は半分に割って服用することができる(☞例外:テオドール錠)ため、この線を見て「タケルダ配合錠」も半分に割ることができる、と判断されてしまうケースがあります。
しかし、この直線はアスピリン100mgとランソプラゾール15 mgの含量を示す表示「100/15」の一部であり、“割線”ではないため、この線に沿って半分に分割して良い、ということを意味しません。
患者さんの中には、“割線”についてインターネットやSNSで聞きかじった情報をもとに、「錠剤の真ん中に線があれば、その錠剤は割ってもOK」という、非常に大雑把な認識をしている方がおられます。「タケルダ配合錠」では、「錠剤の線に沿って割ってもOK」と考えないよう、しっかり注意喚起をしておく必要があります。