画像でヒヤリハット-ロキソプロフェンNaテープ編-
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いつもの見慣れた薬の光景…けれど、パッと見たときに何か違和感がある…。経験を積んだ薬剤師には、そんな”第六感”のような感覚が身に着くと言われています。これは、調剤された薬を見たときに「この状況なら、こういう落とし穴があり得る」という警戒心を抱けるかどうか、という能力と大きく関係しています。「薬剤師以外の人間がピッキング業務に携わる」機会も増えているので、どういったところに落とし穴があるのか、実際の薬の写真を見ながらおさらいしていきましょう。
[問題] この調剤済の薬、問題ないでしょうか?
昼下がり14時、いつも一包化の薬をお渡ししている患者さんが来局されました。前回のdo処方かなと思いきや、いくつか薬の変更もあって対応に追われているところ、患者さんから「そういえば今日は湿布ももらったの。ちょっと腰が痛くて…」というお話も。少し在庫が不安になりましたが、処方箋を確認したら運よく在庫している「ロキソプロフェン」の「テープ剤」「100mg規格」だったので、良かったと安堵して調剤を行いました。このまま監査に回して大丈夫そうでしょうか?
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処方
【般】ロキソプロフェンNaテープ100mg(10×14cm温感) 35枚
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