ヒヤリ・ハット事例「剤型変更と薬剤変更の違い」
病院・薬局で日々発生するヒヤリ・ハットは、放置して積み重なると大きな事故につながりかねません。患者さんへ安全な医療を提供するためにも、ヒヤリ・ハット事例を共有し、疑義照会や服薬指導に役立てられるよう、薬剤師さんの視点で丁寧に解説します。
☆皆さんの身近で起きた事例も募集中です。報告は記事下部のアンケートからお願いします。☆
事例
対象の薬 | シダキュアスギ花粉舌下錠2000JAU/5000JAU |
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医師の指示 | シダキュアスギ花粉舌下錠5000JAU1日1回1錠30日分処方 |
事例の詳細
他の病院で受診された患者さんが、継続して内服している処方箋を持って来院されました。
ところが処方箋を見ると、患者さんが今まで内服していたシダトレンスギ花粉舌下液2000JAU/mlパックではなく、医師からシダキュアスギ花粉舌下錠5000JAU/mlが処方されていました。…