「エフピー OD錠2.5からアジレクト錠1mgへの切り替え」ヒヤリ・ハット事例
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病院・薬局で日々発生するヒヤリ・ハットは、放置して積み重なると大きな事故につながりかねません。患者さんへ安全な医療を提供するためにも、ヒヤリ・ハット事例を共有し、疑義照会や服薬指導に役立てられるよう、薬剤師さんの視点で丁寧に解説していきます。
事例
対象の薬 | アジレクト錠1mg |
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医師の指示 | アジレクト錠1mg 1錠分1朝食後28日分 |
事例の詳細
![薬剤師の為のヒヤリ・ハット事例集の画像の画像](https://m3-pharmacist-prod.s3.amazonaws.com/uploads/uploaded_image/pharmacist_news/4368/220422_hiyari_45_1.jpg?1655097217)
患者がアジレクト錠1mg 1錠分1朝食後 28日分と記載された脳神経内科の処方箋を持参した。
その患者には以前よりエフピーOD錠2.5 2錠分2が処方されていたが、今回から中止となっていた。
アジレクト錠1mgの添付文書を確認したところ、エフピーOD錠2.5から切り替える場合は、「エフピーODを中止してからアジレクト錠1mgを投与開始するまでに間隔を置く必要がある」と記載があった。
しかし、医師からはそのような指示はなかったため、処方医に疑義照会を行った。
結果、 処方日数は28日から14日分に変更され、14日間の間隔を置いた後に服用を開始することになった。