「スギ花粉エキス製剤・シダキュアスギ花粉舌下錠への切り替え」ヒヤリ・ハット事例
病院・薬局で日々発生するヒヤリ・ハットは、放置して積み重なると大きな事故につながりかねません。患者さんへ安全な医療を提供するためにも、ヒヤリ・ハット事例を共有し、疑義照会や服薬指導に役立てられるよう、薬剤師さんの視点で丁寧に解説していきます。
事例
対象の薬 | シダキュアスギ花粉舌下錠5000JAU |
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医師の指示 | シダキュアスギ花粉舌下錠5000JAU 1日1回1錠 |
事例の詳細
事例の患者は2年前より医療機関Aでシダトレンスギ花粉舌下液2000 JAU /mLパックによる治療を行っていた。
医療機関Aの紹介で医療機関Bを受診し、シダキュアスギ花粉舌下錠5000 JAU/1日1回1錠30日分に切り替えて処方された。
通常はシダキュアスギ花粉舌下錠を開始する場合2000JAUを1週間服用してから5000JAUに増量するため、シダトレンスギ花粉舌下液からの切り替えの際に、5000JAUから開始してよいか製薬企業に確認をおこなった。