検査値から発見!「トラゼンタ錠」が処方中止となったヒヤリハット事例

「トラゼンタ錠」のヒヤリハット事例
対象の薬 | トラゼンタ錠5mg |
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医師の指示 | トラゼンタ錠5mgが削除、リベルサス錠3mgに変更 |
「トラゼンタ錠」に関するヒヤリハット事例の詳細

普段から薬局を利用している患者の家族から「内科で行った血液検査に異常値があり、医師から心当たりがあるか尋ねられたが特に思いつかなかった。検査結果を見て欲しい」と相談があった。
検査結果を見ると、好酸球が33.2%と基準値を大きく超えており、背中の痒みが強いと訴えていることが分かった。聴取した内容から、内科で処方されている「トラゼンタ錠5mg」による類天疱瘡の可能性を考え、皮膚科への受診をすすめた。