「リバゼブ配合錠LD」:疑義照会で防いだピタバスタチン増量のヒヤリハット
「リバロ錠1mg」と「リバゼブ配合錠LD」のヒヤリハット事例
| 対象の薬 | リバゼブ配合錠LD 1日1回1錠 |
|---|---|
| 医師の指示 | リバロ錠1mg 1日1回1錠、ゼチーア錠10mg 1日1回1錠 |
「リバロ錠1mg」と「リバゼブ配合錠LD」のヒヤリハット事例の詳細
「リバロ錠1mg」1日1回1錠、「ゼチーア錠10mg 1日1回1錠」を服用していた患者が、薬局に処方箋を持参した。今回は「リバゼブ配合錠LD」1日1回1錠が処方されており、患者は処方医から薬剤を変更すると説明を受けていた。
リバゼブ配合錠LDは、1錠中ピタバスタチンカルシウムとして2mg、エゼチミブとして10mgを含有する配合剤であり、今回の変更でピタバスタチンカルシウムが1mgから2mgに増量されたことになるが、検査値を確認したところ前回と変わりなかった。
薬剤師は、ピタバスタチンカルシウムを増量する理由が見当たらないこと、リバゼブ配合錠の添付文書の「用法及び用量に関連する注意」に該当しないことから処方医に疑義照会を行った。
リバゼブ配合錠LDは削除となり、リバロ錠1mg1日1回1錠、ゼチーア錠10mg 1日1回1錠へ変更になった。
薬剤師の対応
Point 1
「リバロ錠1mg」1日1回1錠、「ゼチーア錠10mg」1日1回1錠を服用していた患者が、薬局に処方箋を持参した。今回は「リバゼブ配合錠LD」1日1回1錠が処方されており、患者は処方医から薬剤を変更すると説明を受けていた。
Point 2
リバゼブ配合錠LD(1錠中ピタバスタチンカルシウムとして2mg、エゼチミブとして10mgを含有する配合剤)への変更でピタバスタチンカルシウムが1mgから2mgに増量されたことになるが、薬剤師が検査値を確認したところ前回と変わりなかった。
Point 3
「ピタバスタチンカルシウムを増量する理由が見当たらない」「リバゼブ配合錠の添付文書の『用法及び用量に関連する注意』に該当しない」ことから、薬剤師が処方医に疑義照会を行ったところ、リバゼブ配合錠LDは削除となり、リバロ錠1mg1日1回1錠、ゼチーア錠10mg 1日1回1錠へ変更になった。
ヒヤリハットを防ぐ「リバゼブ配合錠LD」の知識
「リバゼブ配合錠LD」は、HMG-CoA 還元酵素阻害剤と小腸コレステロールトランスポーター阻害剤を含む高脂血症用剤です。
コレステロールの生合成に関わる HMG-CoA 還元酵素を阻害すること、および小腸でのコレステロールや植物ステロールの吸収を阻害することにより、血液中のコレステロールを低下させる働きを持っています。
1錠中にピタバスタチンカルシウム2.0mg、エゼチミブ10.0mgを含有しているリバゼブ配合錠LDの投与が検討されるのは、原則として、以下のような場合です。