イナビル吸入失敗のヒヤリハット!子どもの吸入力を見極める判断術
「イナビル」のヒヤリハット事例
| 対象の薬 | イナビル吸入粉末剤20mg |
|---|---|
| 医師の指示 | タミフルドライシロップ3% |
「イナビル」のヒヤリハット事例の詳細
インフルエンザウイルス感染症と診断された7歳の患者に、「イナビル吸入粉末剤20mg」が処方された。吸入確認用の笛を用いて適切に吸入できるか確認を行ったところ、患者はうまく吸入できなかった。
薬剤師は患者家族に、吸入薬では薬剤の効果を得られない可能性があることを説明し、内服薬への変更を提案したところ、了承を得た。
処方医に疑義照会を行い、内服薬への変更を提案した結果、「タミフルドライシロップ3%」へ変更となった。
薬剤師の対応
Point 1
インフルエンザウイルス感染症と診断された7歳の患者に、「イナビル吸入粉末剤20mg」が処方された。吸入確認用の笛で適切に吸入できるか確認したが、患者はうまく吸入できなかった。
Point 2
患者家族に、吸入薬では効果を得られない可能性があることを説明し、内服薬への変更を提案し、了承を得た。
Point 3
処方医に疑義照会、内服薬への変更を提案した結果、「タミフルドライシロップ3%」へ変更となった。
ヒヤリハットを防ぐ「イナビル」の知識
「イナビル吸入粉末剤20mg」の添付文書(2024年10月改訂 (第2版))には以下の記載があります。
- 9.特定の背景を有する患者に関する注意
9.7 小児等
9.7.1 本剤を適切に吸入投与できると判断された場合にのみ投与すること。 - 14.適用上の注意
14.2 薬剤交付時の注意
14.2.1 患者又は保護者には添付の使用説明書を渡し、空の容器によるデモンストレーションも含めて使用方法を指導すること
イナビル吸入粉末剤20mgが初めて処方された患者には、吸入方法を指導し、正しく吸入できるかを確認する必要があります。