名称類似薬一覧付き!アスペノンとアスベリンのヒヤリハット事例
「アスペノンカプセル20」と「アスベリン錠20」のヒヤリハット
| 対象の薬 | アスペノンカプセル20 |
|---|---|
| 医師の指示 | アスベリン錠20 |
「アスペノンカプセル20」と「アスベリン錠20」のヒヤリハットの詳細
30歳代の患者に、「PL配合顆粒」と「アスペノンカプセル20」が処方された。薬剤師が患者に症状の聴き取りを行ったところ、咳症状で受診しており不整脈の症状はないことがわかった。
薬剤師が処方医に疑義照会を行った結果、アスペノンカプセル20は「アスベリン錠20」の処方間違いであったことが判明した。
薬剤師の対応
Point 1
30歳代の患者に、PL配合顆粒とアスペノンカプセル20が処方された。
Point 2
薬剤師が患者に症状の 聴き取りを行ったところ、咳症状で受診しており不整脈の症状はないことがわかった。
Point 3
薬剤師が処方医に疑義照会を行った結果、アスペノンカプセル20はアスベリン錠20の処方間違いであったことが判明した。
ヒヤリハットを防ぐ「アスペノンカプセル」と「アスベリン錠」の知識
「アスペノンカプセル」と「アスベリン錠」の有効成分、薬効分類は以下のとおりです。
| アスペノンカプセル10/20 | アスベリン錠10/20 | |
| 有効成分 | アプリンジン塩酸塩 | チペピジンヒベンズ酸塩 |
| 薬効分類 | 不整脈治療剤 | 鎮咳剤 |
薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業には、アスベリンとアスペノンの処方間違いに気づき疑義照会をした事例が2020年4月1日~ 2023年10月31日に69件報告されています。
この組み合わせの他に報告されている組み合わせには、「マイスリーとマイスタン」、「セロクエルとセロクラール」、「ノルバスクとノルバデックス」などがあります。
薬剤師が解説。「『名称類似注意』の札を取り付けるなど、具体的な対策を講じることが重要」
この事例は、患者から聴き取った症状から、薬剤師が名称の類似による薬剤の処方間違いを疑い、疑義照会した事例です。