疾患別・感染症と抗菌薬の選び方

更新日: 2022年3月13日 柳瀬 昌樹

大人の気道感染症2

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慢性呼吸器疾患(COPD、気管支拡張症、陳旧性肺結核など)のある気道感染症

慢性呼吸器疾患のような基礎疾患がある場合には、細菌感染が成立しやすく、抗菌薬による治療対象と考えることが多くなります。主に原因菌になりやすい菌種として、H.influenzae、S.pneumoniae、M.catarrhalis、P.aeruginosaなどが挙げられるため、第一選択は以下の通りレスピラトリ―キノロンとなり、投与期間は概ね5~7日間程度で十分であるとされています。

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柳瀬 昌樹
やなせ まさき

薬剤師。薬科大学を卒業後、現在に至るまで病院勤務を続け、糖尿病、感染症などの専門資格を取得。医師の先生方からの全面的ご協力の下、日々奮闘中。
主な取得資格:糖尿病療養指導士、糖尿病薬物療法認定薬剤師、抗菌化学療法認定薬剤師、日本病院薬剤師会病院薬学認定薬剤師、実務実習認定薬剤師
所属学会:日本糖尿病学会、日本くすりと糖尿病学会(認定薬剤師認定委員兼務)、日本化学療法学会、日本病院薬剤師会

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