疾患別・感染症と抗菌薬の選び方

更新日: 2022年6月4日 柳瀬 昌樹

骨髄炎・関節炎2

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成人の術後骨髄炎

大人で特に人工物挿入後など、手術の後に骨髄炎を起こすことがあります。自覚症状としては、発熱や創部の痛み、創部離開などが典型的であると言われますが、自覚症状が乏しい場合もあるので、注意してみていかなければなりません。術後は、患者さんのバイタルサインや創部の変化(発赤・熱感・漏出物など)を入念にチェックしていく必要があります。

こちらも化膿性脊椎炎と同じく、一般的には6週間以上の抗菌薬投与が必要となり、解熱したりCRPなどの炎症反応が陰性化したりしても、1~2週間程度の短期間で抗菌薬投与を終了してはいけません。

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柳瀬 昌樹
やなせ まさき

薬剤師。薬科大学を卒業後、現在に至るまで病院勤務を続け、糖尿病、感染症などの専門資格を取得。医師の先生方からの全面的ご協力の下、日々奮闘中。
主な取得資格:糖尿病療養指導士、糖尿病薬物療法認定薬剤師、抗菌化学療法認定薬剤師、日本病院薬剤師会病院薬学認定薬剤師、実務実習認定薬剤師
所属学会:日本糖尿病学会、日本くすりと糖尿病学会(認定薬剤師認定委員兼務)、日本化学療法学会、日本病院薬剤師会
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