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疾患別・感染症と抗菌薬の選び方

更新日: 2023年9月6日 柳瀬 昌樹

腸管感染症3

原因菌が明確な腸管感染症の抗菌薬選択2|抗菌化学療法認定薬剤師のメイン画像1

前回は、市中細菌性腸炎のディフィニティブテラピーについて、掘り下げていきました。この分野における原因菌が多く、1回では書ききれなかった分があるため、本日は続きからご紹介していきたいと思います。

チフス菌(Salmonella Typhi)、パラチフスA菌(Salmonella Paratyphi)

チフス、パラチフスAは、感染症法で3類感染症に分類される感染症で、腸管の潰瘍性病変と共に菌血症を併発するため、抗菌薬投与は必須となります。海外からの輸入例を中心にキノロン系薬の感受性の低下が認められており、必ず抗菌薬感受性試験結果を確認することが大切です。

第一選択
セフトリアキソン点滴(§) 1回2g 1日1回 14日間
アジスロマイシン経口(§) 1回500㎎ 1日1回 7日間
第二選択
レボフロキサシン経口 1回500㎎ 1日1回 14日間

§:保険適用外

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柳瀬 昌樹
やなせ まさき

薬剤師。薬科大学を卒業後、現在に至るまで病院勤務を続け、糖尿病、感染症などの専門資格を取得。医師の先生方からの全面的ご協力の下、日々奮闘中。
主な取得資格:糖尿病療養指導士、糖尿病薬物療法認定薬剤師、抗菌化学療法認定薬剤師、日本病院薬剤師会病院薬学認定薬剤師、実務実習認定薬剤師
所属学会:日本糖尿病学会、日本くすりと糖尿病学会(認定薬剤師認定委員兼務)、日本化学療法学会、日本病院薬剤師会

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